まさかの中居正広からの“伝言”も? PUFFY、天海祐希との共演も実現、開放感に満ちた10月の『ななにー』

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA、以下『ななにー』)#43が、10月3日に放送された。引き続き感染対策を取りながら、多くのゲストとトークを繰り広げた3人。19都道府県に出されていた緊急事態宣言が解除されての生放送という開放感からか、いつも以上に「ぶっちゃけた」場面も満載だった。

人生をやり直せるとしてもまた同じ道を

 この日、最初のゲストとして登場したのは天海祐希。『ななにー』はもちろん、ABEMAにも初登場の天海との共演に3人は大喜び。「画面の中の人って感じ」という3人と「ヤダもう、私の方こそ」と謙遜する天海のやり取りが続いたところで、「ファンです」との香取の発言にも「ヤダ……ヤダじゃない」と、うっかり発言をしてしまい笑いがこぼれる。

 休日はインドア派で、タブレットなどを用いて脱出ゲームをしているなど、意外な顔を惜しみなく披露してくれる天海に、3人も飾ることなくトークを展開。そんな天海から3人に「多くの人に顔と名前を覚えていただける意味を知った今でも、人生をやり直せるならもう一度同じ道を歩むか?」と問いかけられると、真剣にその答えを綴っていく。

 日本で圧倒的な知名度を持つ新しい地図の3人。だが、海外に行くと街に溶け込む感覚になれるのだという。それは開放感と共に少しの寂しさも。「もう一度やりたい、もう少しうまくやれるかもしれない」とは稲垣の答え。そして「やっぱり今の自分が好きかな。原点は“見てもらいたい”、“有名になりたい”だったから」と草なぎも続ける。だが、2人とも「3回目は違う人生を歩むかも」と笑ってみせるのだった。

 そして、香取は急激な人気の高まりに追いつけなかったという天海の過去に寄り添うように、「“なんで見るんだよ”っていうときはあった」と本音をこぼす。しかし、「自分で“応援してください”って言ってるから声をかけてくれるんだなって思えたころから、みんなが知り合いになれた。みんなが知ってくれていることが嬉しいし、そこでしか生きていけない生き物です」と回答。さらに、そもそも「(こういう話じゃなくても)僕はもう1回はいらない。もう十分」としながらも「知った上でも同じ道(を歩む)かな。もうちょっと若いときは違う思いもあったけど、今はもう本当に素晴らしいと思える。それを目指してもう一度、じゃないかな」と締めくくっていた。

 この日本において、アイドルのあり方そのものを開拓し、テレビスターとして活躍し続けてきた3人と、宝塚歌劇団のトップスターからテレビドラマの世界で女優として新たなキャリアを築いてきた天海。その道を極めた4人ならではの貴重なトークが約2時間もたっぷりと聞くことができたのは、まさに『ななにー』ならではの展開であった。

 そして「昨日の19時から何も食べてない」という香取に、「ちゃんと食べなさい」と母のように注意する天海の姿も微笑ましく、また“謎解き好き”ということから、ぜひとも「ななにー人狼」コーナーなどでその演技力と推理力を発揮してほしい。

EXIT兼近、中居正広からの伝言を稲垣へ?

 『ななにー』の準レギュラーとして共に番組を盛り上げているメンバーとの「控え室トーク」のコーナーでもオープンな雰囲気が続く。なかでも稲垣とEXITの兼近大樹との回では、兼近が中居正広の番組収録を中抜けして『ななにー』へやってきたと明かす。「中居さんの収録やってんの? このスタジオで? これざわつくんじゃない?」と静かに口角を上げる稲垣。

 すると、兼近が「(中抜けする理由を中居に)答えるしかない状況で言ったら“ハァ!?”って言ってました! ちょっと嫉妬してました」と中居のリアクションを説明するものだから、稲垣もたまらず笑顔になって「想像つくね」と笑う。

 「SMAP」というワードこそまだまだ「グループ」と濁されてはいたものの、稲垣が中居や木村の名前を出し、EXITやみちょぱ(池田美優)が彼らと共演しているのを認識していることを「うれしい」と語る場面は、この数年で変化した景色だと感じる。

 さらに稲垣が「なんか“吾郎に伝えとけよ”とかなかったの?」と兼近を通じて中居からの伝言を探る場面も。すると兼近は「(胸元のマイクでスタッフと連絡したフリをしながら)今の話、使ってOKみたいですって」と中居の素振りを真似し、笑いを誘う。兼近を介してのトークとなったが、いつか直接また彼らが再会できる日が来るのを期待せずにはいられない。

 ちなみに、香取とEXITのりんたろー。の回では、香取が「服の家がある」「買ったものだけの部屋がある」という発言に対して「レベチ(レベルが違う)!!」とりんたろー。が大興奮。本当に親しい人にしかプライベートを見せないことで知られる香取が、家の詳細について話すのも珍しい。もしかしたら、りんたろー。の人懐っこさが香取の心のガードを緩ませたのだろうか。今後も、りんたろー。らとのトークによって、少しずつ秘密の私生活ぶりが垣間見えていくかもしれない。

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