嵐 相葉雅紀、TOKIO 城島茂、Snow Man 目黒蓮、なにわ男子 道枝駿佑……見逃し厳禁、10月スタートのジャニーズ出演ドラマ
ジャニーズアイドルが多数出演した今年の夏ドラマ。ドラマが最終回を迎えるたびに“ロス”が続くが、10月スタートのドラマ情報が舞い込んできた。本稿では、ジャニーズメンバーが出演する今期のドラマを紹介しながら、それぞれの演技の魅力についてフォーカスしてみたい。
『和田家の男たち』(テレビ朝日系):嵐 相葉雅紀
金曜の夜に相葉雅紀が帰ってくるーー2018年放送『僕とシッポと神楽坂』以来、3年ぶりに金曜ナイトドラマ枠で主演を務める相葉。『僕とシッポと神楽坂』では、ストーリーも相まって、落ち着いた時間のなかで作品に没頭できる雰囲気があり、なにげない仕草にとにかく癒されたのが印象に残っている。
今回はネットニュース編集部の記者、和田優役を演じる。優は15年勤めた会社が倒産したのを機に、父と祖父と共に男3人での共同生活がスタートする。父・和田秀平(佐々木蔵之介)はTV局の報道マン、祖父・和田寛(段田安則)は元新聞記者と、それぞれ世代の中心的なメディアにて、第一線で活躍してきたマスコミ3世代の共同生活が繰り広げられる。まさにそれらのメディアが入り乱れる状況なだけに、役どころの肩書きを聞いただけでも期待が高まる作品だ。
事前に発表されたコメントで相葉は「台本の台詞ひとつひとつが思いもよらない伏線になっていたり、コメディー的な部分とシリアスな部分の対比が絶妙」と語り、「とても面白いんです!」と本作を紹介。佐々木も段田もそれぞれ「面白い」とコメントしているだけに、どのような展開で視聴者を興奮させてくれるのか、今から楽しみだ。
『サムライカアサン』(日本テレビ系):TOKIO 城島茂、Lil かんさい 大西風雅
「切腹せなあかんかも~~!」ーー弁当を手に持ち、割烹着姿で走るは城島茂演じる伊佐木よい子。城島は50歳にして、連続ドラマ初主演を務めるまさに記念すべき作品だ。
夫の伊佐木ジョージ役にはよゐこの有野晋哉、高校生の息子・伊佐木武士役には、関西ジャニーズJr.のユニット、Lil かんさいの大西風雅が出演。激ウザオカンと高校生の息子の日常を描いた“全力愛情コメディ”ドラマだ。予告映像からもしっかり伝わってくるのが“大阪のオカン”感。家族全員が関西弁というのも物語に親しみをもたらしている。
今回のオカン役に違和感がないのもそのはず、城島はこれまでに『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)のコーナー企画にて“茂子”として節約術を紹介したほか、城島に激似の“島茂子”はDVDシングル『戯言』をリリース、同作は松岡昌宏主演の金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の主題歌に起用された。TOKIO、そしてジャニーズのオカン的存在の城島らしい役どころは、初主演にして代表作となりそうな予感がする。