Snow Man、SNS上での影響力拡大の背景 Twitter、Weibo、YouTubeを活用したプロモーション力を検証
次に、昨今利用する有名人も増えているWeibo。木村拓哉や嵐、山下智久、乃木坂46など多くの著名人が利用しており、Snow Manもそのうちの一組だ。彼らの人気はWeiboにおいても凄まじく、『WEIBO Account Festival in Tokyo 2020』では人気男性アイドルグループ賞を受賞している。アジア圏での活躍も視野に入れている彼らにとって、中国はその鍵を握る国の一つ。世界に向けて活動を発信する上でWeiboを使わない手はないというわけだ。投稿もこまめに行なわれており、9月13日には『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が北京国際映画祭で上映される旨を投稿。メンバー全員揃って中国語でスピーチをし、話題を呼んでいた。ジャニーズJr.時代から中国語を勉強していると度々語ってきたが、その成果が発揮される形となったのではないだろうか。彼らのワールドワイドな姿を見るには、Weiboはもってこいだ。
そして、最後は文字数制限も動画の秒数制限もほぼ無いYouTubeだ。YouTubeを使うことで、TwitterやWeiboでSnow Manが気になった層にコンテンツを見てもらい、より深く自分たちを知ってもらうことができるというわけだ。Snow Manの公式YouTubeチャンネルを見ると、MVやライブ映像の他、ダンスプラクティス動画もアップされている。これはパフォーマンスに定評のあるSnow Manの強みをしっかり示すことにもつながっているだろう。さらに、ゲームやクイズにチャレンジしている企画動画。ワイワイと楽しみながら企画を行なっていくなかで、メンバー一人ひとりの個性、メンバー同士の関係性も垣間見ることができる。これらをきちんと見せることで彼らの魅力をさらに深く知るきっかけにもなっているはずだ。
こうして各SNSを駆使して、自分たちをアピールしているSnow Man。先輩たちが築いてきた活動の場にプラスして、時流を掴んだ手法を取り入れることで老若男女に知られる存在へとなってきたのであろう。この先も彼らの各SNSのチェックが欠かせなさそうだ。