7 MEN 侍

　強すぎる三者三様の個性を活かし、個人での活動も活発な7 MEN 侍。グループとしては、9月6日から29日に帝国劇場で上演される舞台『DREAM BOYS』への出演が発表され、6月18日から開催されている中村嶺亜主演、佐々木大光出演の舞台『SUPERHEROISM』も、7月4日にいよいよ千秋楽を迎える。

　7月25日から8月5日にわたって『サマステ』に登場する7 MEN 侍。熱いステージングで知られる彼ららしく、気合はすでに充分だ。6月27日には、菅田琳寧自らが編集した「サマステ宣伝動画」がISLAND TVにアップされた。

　夏目前のこの機会に、ファン以外にもぜひおすすめしたいパフォーマンス動画がある。2020年8月1日から23日にわたって開催された『Summer Paradise 2020』より、7 MEN 侍の初オリジナル曲「サムダマ」だ。

　音楽を心から愛する6人の青年が、そのすべてを懸けて鳴らす音。泣けてくるほど、まっすぐで純粋なエネルギーを感じる。

　この夏も7 MEN 侍の「魂」がこもったステージについていきたい。

少年忍者

　続く8月7日から8月21日の『サマステ』には、少年忍者が登場する。夏から秋にかけての個々の活動も続々と発表されており、一部メンバーが舞台『DREAM BOYS』に出演するほか、川﨑皇輝は舞台『ロミオとロザライン』への主演が決定している。

　メンバーが多いからこそ、おめでたいことも多い。毎日が記念日と言えるほど、誕生日や入所記念日、朗報が続く。その都度、彼らはプラットフォームを通じて発信し、メンバー間でもメッセージを送り合う。ファンもまた、SNSやYouTubeのコメント欄を通し、手紙を書くようにメッセージを綴る。グループだけでなく、ファンも含めて温かい大所帯だ。

　少年忍者のオリジナル曲「太陽の笑顔」も、ぜひ多くの人に知ってもらいたい。キラキラと笑顔眩しいパフォーマンスながら、成長著しい彼らだからこそ表現できる“青春の刹那”を感じる1曲。それぞれのポジションでそれぞれが懸命に“今”を輝く、まさしく「ジャニーズJr.」の魅力が詰まったグループこそ、少年忍者である。

　こうした時勢であるから、今夏は彼らに会えない人、会わないことを選んだ人も少なくないだろう。どうか全公演、皆が想いあって無事に完走することを、また次の機会が訪れることを、信じて待ちたい。

■新 亜希子
アラサー＆未経験でライターに転身した元医療従事者。音楽・映画メディアを中心に、インタビュー記事・コラムを執筆。Twitter（@akino_ippo）