足立佳奈、佐藤ノアら絶賛のクリエイター16名が集結 TikTok×ソニー「アトリエプロジェクト」イベントレポ
TikTokとソニーミュージックが共同で立ち上げた「アトリエプロジェクト」。様々なジャンルで活動を行っているクリエイターたちがコラボレーションするためのコミュニティ「アトリエ」を結成し、その活動をサポートするプロジェクトだ。3月から4月にかけてクリエイター募集が行われ、4,400通以上の応募が集まった。その中からオンラインでのユーザー投票を経て、ついに「アトリエ」に参加する16名が決定。その発表の様子が5月22日、同プロジェクトのTikTokアカウントを通じて生配信された。
7組のオフィシャルサポーターを迎えて始動した「アトリエプロジェクト」。この日のイベントでは、参加クリエイターとサポーターを3組に振り分け、3部構成で発表が行われた。
第1部には、参加クリエイターに決定したAo Umino、REIMI、suppon、粟井モネ、masaが登場。オフィシャルサポーターには双子のモデルでありクリエイターのりかりこ、そして現役高校生で映画監督/脚本家/映像クリエイターのシタンダリンタが登壇した。Ao Umino、REIMI、supponの3組はイラストレーターやアニメーター。「アトリエプロジェクト」での展望を聞かれると、それぞれアニメーションMV、アーティストグッズなど、音楽とのコラボレーションをしたいと話した。Ao Uminoのかわいらしいイラストを見たりかりこは「ぜひ自分たちもコラボしたい」と手を挙げる。
実写映画やMVの自主制作を行う粟井モネも、動画内で音楽制作してくれる人を求めていると語ったほか、シタンダリンタはTikTokで映画を配信でき、多くの人に見てもらうことができる時代であることに触れ、「自分もTikTok内でコラボ相手を探したい」と関心を示す場面も。第1部では唯一のシンガーソングライターであるmasaは、他のクリエイターたちの意見を聞き、「みんなが音楽を求めていることがわかったのでぜひコラボを!」と意欲的な姿勢を見せた。配信中、「masaくん!」とユーザーからのコメントが複数寄せられたことから、このプロジェクトがそれぞれのファンにとっても、新しい才能に触れるきっかけとなる可能性も感じた。
第2部には、クリエイターとしてあーきとれーぶ、かなた、佐々木そい、ミラソブ、榎社、ホシノR、サポーターからはフィンガーパフォーマンスグループのXTRAPとシンガーソングライターの坂口有望が登場した。
あーきとれーぶはまず小説を書き始め、そこからイラスト、アニメーションへと活動を広げていったクリエイター。手、腕に特化したダンスパフォーマンスを行うXTRAPは、あーきとれーぶのそのマルチさを称賛。また、アニメーション制作を行っている佐々木そい、ミラソブがMVを作ってみたいと語るのを受けて、坂口は「曲に絵を合わせるだけではなく、絵に合わせて曲を作るのもおもしろいかも」とシンガーソングライターならではの提案を行った。
イラストとアニメーション制作のクリエイターである榎社も、普段1人でもくもくと制作しているので、この機会に色んな人と一緒に制作したいと話す。高校卒業後から音楽を始め、そこから1カ月後には初ステージに立っていたというホシノRは現在まだ21歳で、XTRAPの2人はその成長の早さに驚愕。さらに、2000曲近くのピアノ演奏を毎日投稿し、MV風にした動画制作に力を入れるかなたの作品を見た坂口は、「音楽だけでもすごいし映像だけでもすごい」とその才能を称賛した。