GENERATIONS 佐野玲於、研ぎ澄まされたダンス 高いプロ意識で後輩を引っ張る“Jr.EXILEの長男”

GENERATIONS 佐野玲於、研ぎ澄まされたダンス 高いプロ意識で後輩を引っ張る“Jr.EXILEの長男”

 ボーカルの片寄涼太、数原龍友、パフォーマーの白濱亜嵐、関口メンディー、小森隼、佐野玲於、中務裕太からなる7人組ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONS from EXILE TRIBE。王道J-POPから最先端のダンスミュージックまで、幅広い音楽性で多くのファンを魅了している彼らは、俳優やバラエティタレントとしても精力的に活動しており、Jr.EXILEの中で特にお茶の間に浸透しているグループと言えるだろう。2月10日にリリースした最新シングル『雨のち晴れ』も、土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系)の主題歌として放送中。始動から10周年を迎える2021年も、7人のさらなる活躍が期待される。そこで本連載では、個性豊かなGENERATIONSのメンバーを1人ずつフィーチャー。第5回はパフォーマーの佐野玲於について紹介していく。

佐野玲於

 佐野玲於は、1996年1月8日生まれで、愛知県出身の東京都育ち。GENERATIONSの最年少メンバーである佐野だが、ダンスに興味を持ったのは9歳の時だそうで、子どもの頃からダンス一筋。母親に頼んですぐにスクールに入校すると、本格的にダンスを学び始めた。そして、小学生ながらもストリートダンサーとしてスキルを高めていた頃に出会ったのが、当時、KRUMPに特化したダンスチームの一員として活動していたEXILE AKIRA、小林直己と岩田剛典。彼らの練習会に参加するうちに、KRUMPにのめり込むようになった。だが、練習に参加するようになって間もなく、AKIRAがEXILEに加入し、小林直己や岩田もEXILEファミリーに仲間入り。続々とメジャーシーンに進出していく先輩達の背中を追うように、2006年からは、佐野も特待生としてEXPG東京校に通い始めた(※1)。

 ちなみに、その頃はかなりやんちゃだったようで、EXILE TRIBEが『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際には、7歳年上の岩田から「クソ生意気だったんですよ。昔の写真をいろいろ出してくると、僕が全部(佐野に)肩組まれてる」といじられ、当時の肩組みを2人で再現する場面も。『週刊EXILE』(TBS系)に出演した際には、EXILE NAOTOから「(橘)ケンチさんが一回本当に怒って、くすぐったら玲於が泣いちゃって、“ケンチさんとはもう話さない!”(って言ってた)」と暴露されたこともあった。先輩達にとっては、生意気だけど、可愛くてしかたがない存在なのだろう。また、10歳の時に現メンバーの小森隼と出会うと、同い年の2人は同志として切磋琢磨する兄弟のような関係に。小森が「玲於は僕よりも早くストリートダンスを始めていて『EXPGのインストラクターの方と一緒にやっていた子が来る』って話題になっていました。入った時からダンスはずば抜けてうまかったしセンスもすごく良かった」(※2)と語るように、佐野は小学生の頃からキッズダンサーとして活躍しており、EXILEをはじめとするアーティストのライブやMVに多数出演。2006年には、レイザーラモンHGの「YOUNG MAN』のMVにバックダンサーとして出演していたことも知られている。

 その後、サポートダンサーとして経験を積んでいたところに、LDH内で新たに若い世代のグループを結成するというプロジェクトが始動。2011年4月、佐野は小森と共にEXPG内のオーディションを受けると、1週間の合宿を経て、GENERATIONSの候補生に選ばれた。高校生の中には、自分の将来をまだ具体的に考えていない人もいると思うが、「オーディションは自分が高1になりたての時で、やっぱ家庭もひとり親で裕福じゃなくて自分もバイトしなきゃいけなかった。学校にも行ってバイトして時間がない中で、このグループに入れなかったら、しばらく(新たなグループ誕生は)ないだろうと考えたとき、ダンスを教える道もあるのかなと頭に浮かびました」(※3)と語るように、高校1年生の彼にとって、GENERATIONSのオーディションはまさに人生を懸けた一大事。2012年11月21日、GENERATIONSがシングル『BRAVE IT OUT』でメジャーデビューを果たすまでは、とてつもない苦悩や葛藤があったという。将来の選択、育った環境も性格も経歴も異なる7人で臨んだ2度の『夢者修行』、メンバーチェンジ……。それらの苦しみから一気に解放された証が、デビューイベントでラゾーナ川崎のステージに立った時、大粒の涙として溢れ出したのだった。なお、2014年にはシード枠で『EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION』に挑戦。そこでは惜しくも落選したが、『夢者修行』の時にGENERATIONSの候補メンバーを繋いだ“EXILEになりたい”という強い想いは、引き続き彼の原動力になっているようだ。

GENERATIONS from EXILE TRIBE / BRAVE IT OUT

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