堂本光一率いる『Endless SHOCK』、映画版ならではの楽しみ方 物語への理解を深める機会に

 当然ながら、劇場では息づかい、足音など動きによる音、キャストから感じる熱気や興奮と、生で観るからこその迫力がある。また、自分が観たい部分を観ることができるのも舞台の魅力の一つではあるが、映画版は細部にフォーカスがあたり、細かな部分がよく見えることで劇場とはまた違った没入感が生まれていた。カメラワークに委ねることで、物語への理解をさらに深める機会となった。

 ただ、やはりこの感動を劇場で、キャスト陣に拍手で伝えたい! という衝動に駆られたのは正直な感想だ。静かに会場を後にする寂しさがあった。2月4日には、早朝から『Endless SHOCK -Eternal-』の舞台挨拶の模様が報じられた。体重の増加を自虐的に語った堂本光一。クスっと笑えるエピソードとキャスト陣の笑顔と共に、明るいニュースが届けられた。「今年もSHOCKの季節がやってまいりました」ーー「満員御礼」の札と共に、劇場でキャストも観客も心置きなく作品に没頭できる日がくることを願うばかりだ。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

※記事初出時、公式Instagram開設の時期に誤りがございましたので訂正いたしました。

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