星歴13夜が作り出す“音楽を分かち合う大切な空間” ソロパフォーマンスも充実した『NanoDayBreaChronicle』レポート
うれしいお知らせのラッシュ、星歴13夜は2021年も立ち止まらない
後半戦に突入すると、新曲「音色ノスタルジア」、園ほまれをイメージして作られた「おやすみ未来と恋乙女」、日本テレビ系『バズリズム』エンディングテーマとなった「Baby baby Cupid」と人気曲が続き、5人のパフォーマンスも一層キレが増していく。
「もっと盛り上がっていくぞー」と園ほまれが叫ぶと、色とわが観客にクラップを求め、園ほまれと寝こもちが歌詞に合わせて頭をなでて慰め合ったり、天まうると浮あかねがバックハグをしたりと、仲睦まじい姿も披露。
「よるのくに」では色とわの合図でファンもペンライトのウェーブを作り、さらに一体感が高まっていく。天まうるをイメージして作られた「The Gift of Nothing」、「Blindly Dreamin’」「NyxNocturne」と、星歴13夜らしい世界観の楽曲を歌うと、5人は手を繋いで「ありがとうございました」と深くお辞儀。大興奮のなか、本編の幕は閉じた。
通常であれば、ここでアンコールの掛け声が始まるところだが、今回はその声に代わって手拍子の音が鳴り響く。音を聞いた5人が戻ってくると、園ほまれが「“みんな、楽しんでますか〜?” パチパチパチパチ……みたいなのやりたい!」とホクホクして話し出す。メンバーもファンも「やろうやろう」とすぐに実践してみせ「すごーいありがとう、気が済んだ!」「1回でいいの?」「うん、1回でいい!」と優しい時間が流れた。
そして、待っていたのは嬉しいお知らせの数々だった。2月10日にメンバーのソロ曲を収録したSOLO WORKSミニアルバム『アカシックレコード』をリリース。2月17日には色とわ&天まうるによる初のフォトブック『ティーンエイジ・メランコリー』発売。さらに2021年春よりツアー『ぐるLolliPOP TOUR』の開催も発表された。ちきゅうぼしが大変な今だからこそ、立ち止まるわけにはいかない。
「あ、流れ星だ!」そう寝こもちが遠くを指差すと、アンコール楽曲披露の合図。新曲「Shilly Shally」、昨年未曾有のコロナ禍に揺れる中で発表された「哀唄日夜」、そして寝こもちをイメージして作られた「せかいせんごと」の3曲を歌い切った5人。その流れ星のごとくキラキラ輝く星歴13夜の姿に、願わずにはいられない。メンバーもファンもみんな元気で、安心してライブを楽しめる日々がやってきますように、と。
■セットリスト
M1 ヨクトアステリズム
M2 愛し泡沫ト
M3 Lost One(浮あかねソロ)
M4 268019
M5 Dear Metaphor(天まうるソロ)
M6 Vanilla Drops
M7 箱庭(色とわソロ)
M8 Night Merry
M9 I'll treasure this(寝こもちソロ)
M10 Romantic Escape
M11 音色ノスタルジア
M12 Good Night little Twinkle(園ほまれソロ)
M13 おやすみ未来と恋乙女
M14 Baby baby Cupid
M15 よるのくに
M16 The Gift of Nothing
M17 Blindly Dreamin’
M18 NyxNocturne
EN1 Shilly Shally
EN2 哀唄日夜
EN3 せかいせんごと