Snow Man、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』が反響生む理由 番組の見どころから解説

Snow Man

 毎週のように金曜日の夜11時半を過ぎる頃、Twitterのトレンドに入る「#それスノ」をご存じだろうか。ジャニーズの人気アイドルグループSnow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(Paravi毎週金曜23時30分配信)の配信を視聴しながらファンが感想などを投稿しているのだ。1月1日の深夜には第2弾地上波スペシャルが放映されたこともあり、さらに大きな反響を呼んでいる。

アイドルらしからぬ企画にも全力&全員参加の姿勢が好評

 『それSnow Manにやらせて下さい』は2020年6月から本格的にレギュラー配信を開始したSnow Man初の冠バラエティ番組。開始以来、「それSnow Manだと誰が向いてますか?」のテーマ回では「オリジナルキャラ弁作り」「乙女ゲームの声優で胸キュンボイス」「冬のリンクコーデ」などのお題にメンバーが挑戦。結果をその道のプロに厳しく判定してもらい1位の「センスある〜マン」から最下位の「センスなし~マン」までをランキング。最下位のメンバーにはJKのコスプレで全力パラパラ披露など、なかなかにキツイ罰ゲームも用意されている。

 元旦の地上波放送では「それSnow Manだとおいくらですか?」の企画でメンバーが全く未知の業界で面接を受け、ガチで給料はいくらなのかに挑戦。高身長のイケメンでモデルとしても大活躍の目黒蓮は「レンタル彼氏」会社の面接を受ける。「エグい数字叩き出す自信あります」と強気にアピールした目黒は、その発言通り、なんと時給75万円をマークし、スタジオを沸かせた。続く渡辺翔太は美意識の高さを買われて「コスプレーヤー」派遣の会社へ。人気アニメのコスプレに挑むも、残念ながら似ておらず、実技試験もグダグダになる様子にスタジオのメンバーも大爆笑。しかしさすがにトップアイドル、営業1本で89万円という高額の結果となった。一方、関西出身の巧みなトーク力で、実演販売士に挑戦したのは向井康二だ。即戦力を評価され企業案件1本500万円という超高額な数字をマークした。筋肉自慢のリーダー岩本照は『SASUKE』出演時のVTRでイジられつつ、遠洋マグロ船員として110㎏のマグロを根性で運び、1航海なんと1,100万円の高評価となった。デビュー曲でミリオンを叩き出した人気絶頂のアイドルの9人が、未知の分野の業界を体験する姿や意外な査定結果となるところがこのコーナーの見どころだろう。

 また、VTR中にもゲストを含めたメンバー全員のワイプが表示されているため、視聴者は他のメンバーの反応も楽しみながら見られるのも面白い。加えて天の声を担当する“ゆさぴょん”の、アイドルであろうがお構いなしにバッサリ斬りまくる愛のある辛口のコメントも番組を楽しく盛り上げる援護射撃的な存在となっている。

関連記事