Snow Man、ひとりじゃないって最強だーー9人による圧巻のシンクロダンスで魅せる「Grandeur」MVのクオリティ
12月23日に、Snow Manの3rdシングル『Grandeur』の表題曲のMVが公式YouTubeチャンネルで公開された。公開日同日にはジャニーズ事務所がメンバーの宮舘涼太が新型コロナウイルスに感染したことを受け、メンバー8人が濃厚接触者に該当したと公式サイトで発表。「グループとしての活動が一定期間できない状況となりましたので、特に年末年始の活動を楽しみにしてくださっていましたファンの皆様、そして、デビューして初めて迎えるこの時期に、Snow Manに期待を寄せ、大変なご調整を経て、番組等にお声がけくださいました関係者の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。多くのファンが不安な気持ちで見守ったMV公開日となったが、その内容は期待のはるかに上をいくクオリティであった。
9人のポテンシャルと成長を感じさせるクオリティは圧巻
フランス語で「自然などの雄大さ、壮大さ、人格などの気高さ、高貴さ」という意味を持つ「Grandeur」(グランドール)。今回の3rdシングルはデビュー、セカンドとミリオンを連発した彼らのある意味で真価が問われる作品だ。MVの印象としてはデビューシングル『D.D.』の“勢い”と2ndシングルの『KISSIN‘ MY LIPS / Stories』の大人っぽさをより進化させ、彼らの持つポテンシャルを最大限に引き出したクールな仕上がりである。
公開されたYouTubeVer.は3分24秒の長尺でじっくりとメンバーのダンスや表情を堪能できる。イントロからサビ、サビ落ちまで一気に見せる疾走感溢れるダンスチューンとなっている。
衣装はメインのモノクロパターンに加え、ソロイメージカットではそれぞれの個性を活かしたモードな装いの2パターンを披露。テーマである“シンクロ”ダンスは細かな振りが取り入れられた難易度の高さにも関わらず、余裕すら感じさせながら踊り切っているのはさすが。ダンスに関しては岩本照、宮舘涼太、佐久間大介、ラウールなど定評があるメンバーに加え、今回表現力について大きな成長を感じたのが目黒蓮だ。作品の世界観をしっかりと捉え、堂々とパフォーマンスする姿が印象的であった。また全員のビジュアルも素晴らしく、銀髪姿のラウール、ソロカットの深澤辰哉の表情や、あざとさ全開の阿部亮平の視線、腹&肩チラで挑発する佐久間、目黒・向井康二の通称”めめこじ”コンビが腕を絡ませるパート、さらに伸びやかさに磨きがかかった渡辺翔太のフェイクなどファンにはたまらないシーンがこれでもかと盛り込まれている。加えて後半の岩本センターのダンスシーンの迫力もぜひ注目してほしい。