Klang Ruler、シーンの“今”を多角的に映し出したステージを展開 4s4ki、ぜったくん、POLY迎えた『Magnet+』公演
最後のサポートアクトはPOLY。ぜったくんのストリートな空気感と打って変わって、ベッドルームポップサウンドの「peony」はSHIBUYA WWWを親密な空間に変容させた。続いて披露されたandymori 「1984」のカバーでは、POLYとyonkeyのシンクロするボーカルが大きな見せ場。原曲の持つ切ない哀愁感がさらに際立つ素晴らしいアレンジだ。
ライブも終盤に差し掛かり「座ったままだともったいないので、よかったら立ちませんか?」とyonkeyが呼びかけると、POLYをサポートボーカルに迎えたまま、演奏はヒートアップ。かと たくみのファンキーなベースラインが響くと「曖昧とミーマイン」からラストスパートが始まった。「The Way You Are」、「Be fin. (feat. 空音)」と怒涛のラインナップで会場を熱狂に包んだまま、ラストソングの「NEVER END」へ。yonkeyが「コロナで全然活動できなかったんですけど、その反面まわりにかっこいいアーティストとか友達が増えた」と2020年を振り返ると「最後、みんなで歌って終わろうと思います」という掛け声にあわせて、スクリーンにはさなり、クボタカイ、Mega Shinnosuke、Rin音、ATARASHII GAKKO! など無数のリモート出演映像が映し出された。サポートアクトの4s4ki、ぜったくんもステージに呼び込むとの大合唱が生まれ、祝祭的な大円団のままこの日のライブに幕を下ろした。
■セットリスト
『Klang Ruler One Man Show 「Magnet+」』
M01:iCON
M02:レイドバックヒーロー
M03:幻想を買え
M04:夢で逢えたら(with 4s4ki)
M05:お前のドリームランド(with 4s4ki)
M06:I think about you now
M07:以心電信(with ぜったくん)
M08:sleep sleep(with ぜったくん)
M09:銀河で燃えろ
M10:peony(with POLY)
M11:1984(with POLY)
M12:曖昧とミーマイン
M13:The Way You Are
M14:Be fin. (feat. 空音)
M15:NEVER END(with ALL)