目が足りない！ジャニーズシャッフルメドレー

　そして、番組恒例のジャニーズシャッフルメドレーも予定されている。今回は「カラオケNo.1ソング」をテーマに、近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」、SMAP「世界に一つだけの花」などのヒットソングから、新星・King & Prince「シンデレラガール」まで計14曲をシャッフルメンバーが歌う。グループによって楽曲やダンスのテイストが異なるので、普段とは違ったパフォーマンスが観られる貴重な機会。

　V6・坂本昌行、嵐・大野智という、歌唱力に定評のある二人の「愛のかたまり」をはじめ、嵐・松本潤が歌う「シンデレラガール」や、V6三宅健、関ジャニ∞大倉忠義が歌う「Sexy Zone」など、後輩のデビュー曲を歌う姿は想像しただけでワクワクする。対照的にHey! Say! JUMPやSexy Zone、King & Princeなど若手メンバーも参加するTOKIO「宙船（そらふね）」などは新鮮だ。歌に加えて所属グループにはない振り付けも楽しめるなど、貴重なシーンの連続になることだろう。瞬き少なめに見守りたい。

　人はなぜ歌うのかーー櫻井は番組公式HPで「心を豊かにしてくれるのが音楽」と綴ったように、歌の持つ力はファンも熟知していることだろう。コンサートが相次いで中止になった今年は、さらに身に沁みたのではないか。アーティストと同じ時間を共有できるのが生放送の醍醐味。緊張感、シャッフルメドレーでのはしゃぎっぷり、アドリブに櫻井とのトークと、全部ひっくるめて楽しみたい。

■柚月裕実
Web編集者／ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。