Da-iCE、バーチャル空間でダイナミックなパフォーマンスを展開 オンラインライブで見せた新たな魅力
続いて披露した「イチタスイチ」では、「1」と「+」の文字が降りかかってくるという独特な演出で驚かせた。また、工藤大輝が作詞作曲した「BACK TO BACK」は、キャッチーでノリやすい曲調にあわせて、コメント欄も一緒に盛り上がった。また、本公演では、ファンとZoomを介してコミュニケーションをとる時間も設けられた。メンバーから話しかけたり、質問したりするなど、アットホームな雰囲気に包まれた。
最新アルバムから初披露した「Yawn」は、パフォーマーの和田が作詞作曲に携わった楽曲。和田のパーソナルな部分であるという猫がフィーチャーされており、可愛い振り付けと、温かいアコギ音と電子音を組み合わせた爽やかなポップチューンで新たな魅力を発揮した。最後は、Official髭男dismの藤原聡が楽曲を提供した「FAKE ME FAKE ME OUT」を披露。同楽曲の特徴であるマイクスタンドを用いたパフォーマンスに加え、終盤にはステージごと夜空を飛行するというロマンチックな雰囲気をバーチャル空間で演出した。
今回のオンラインライブは、普段とは異なる角度からのカメラワークもあり、フォーメーションやダンスが見やすくなっていたのもポイントだろう。また、こだわりを感じる曲間の演出も、Da-iCEのパフォーマンスをより豊かなものにしていた。
『Da-iCE×ABEMA ONLINE LIVE TOUR 2020 -THE Da-iCE-』は全3回のライブを予定。第2回は8月16日、第3回は9月13日に開催される。第2回ではTVアニメ『ONE PIECE』主題歌「DREAMIN' ON」を初披露することも告知されているが、次回もセットリストをガラリと変えた演出で視聴者を楽しませてくれるに違いない。
■momotoxic
ブロガー。自称”楽曲派”。Twitter:@momotoxic1006