乃木坂46 林瑠奈、黒見明香ら徐々に頭角現す存在感 “新4期生ウィーク”やバラエティ出演を振り返る

 新4期生ウィークに先駆けて、彼女たちが姿を見せていたのがコント番組の『ノギザカスキッツ』。7月6日の放送からは新4期生も本格的にコントに挑戦している。中でも、そのクオリティにMC・さらば青春の光の2人をも驚かせたのが、お笑い好きの林と弓木による芸人・レギュラーのネタを披露したコントだ。テンポの良く息のあったやり取りに、林の白目、さらにアドリブも付け加えられ、練習量の滲む熱量の高いコントとなった。これには、さらばの森田哲矢も「完璧やないか!」「(パクリだと)口頭が達者すぎて気づかんかったわ」と絶賛。努力が実を結んだ、2人の個性が花開いた瞬間である。

 『乃木坂46時間TV』(ABEMA)の「おはよう新4期」や「みんなでお菓子の家を作ろう」を経て、ついにメディア露出が盛んになってきた新4期生。雑誌メディアではさらに個人にフォーカスを当てた特集がされており、『B.L.T.』では「乃木坂ツーリスト」に黒見、佐藤が登場。『月刊エンタメ』(2020年9月・10月合併号)には、東北出身コンビとして久保史緒里と佐藤の対談が、8月21日発売の『ヤングガンガン』には巻末グラビアの浴衣特集に弓木が掲載など、今後も続々と新4期生が姿を見せていく予定だ。

 4期生メンバーに決して敬語を使わずに、「ちゃん」付けで呼ぶ新4期生の目指す場所は、新4期生から4期生と呼ばれることだろう。近い未来、4期生楽曲として、5人を加えた16人が歌い踊る日が来ることを待ち望んでいる。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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