『私がモテてどうすんだ』インタビュー

Girls²『私がモテてどうすんだ』インタビュー 映画主題歌、映画出演、グループの今後を語る

撮影現場でもキュンキュン! いつか9人で学園青春ムービーを

――続いて登場していただくのは、百花さん、蘭さん、桜花さんの3名です。

隅谷百花(以下、百花):変顔をよくしている、隅谷百花です。

石井蘭(以下、蘭):弾けるストリートガール、石井蘭です。

小川桜花(以下、桜花):おしゃれ番長の小川桜花です。よろしくお願いいたします!

――この3人だと、何チームになりますか?

小川桜花

桜花:高1チームですね!

蘭:あともう1人、(小田)柚葉も同い年です。

――では、こちらの高1チームには、映画『私がモテてどうすんだ』について、そして全員が「ガールズ×戦士」シリーズ出身ということで演技のお仕事についても、お聞きしたいと思います。

百花:最初に映画主題歌に決まったときは、嬉しくてすぐにお母さんに報告しました。普段はあんまり自分の活動を話すほうではないけれど、これは久しぶりに自分から言ってしまいました。私は映画には出ていないのですが、桜花や蘭たちが映画に出演するとわかったときも、テンションが上がったしとても嬉しくなりました。

蘭:私は恋愛映画が好きでよく見たりしていて、まさかそんな映画の主題歌を務めさせていただけるとは思ってもいなかったので感激でした! しかも、出演もして、歌って、踊って……大きなお仕事に携わることができて嬉しく思っています。

桜花:キャストのみなさんもすごく豪華で、もともと人気のある漫画の実写映画化ということで、同世代の子たちにGirls²を知ってもらえるチャンスだなと思いました。ミュージカルっぽくダンスを披露する場面があったんですが、たくさんの人が携わっている中でのシーンだったので、すごく緊張しました。

――ドラマと映画では、雰囲気は違いますか?

桜花:規模が違うのと、「ガールズ×戦士」シリーズのときよりもいろんな人から見られているプレッシャーを感じました。

蘭:あと、胸キュンシーンが……(照)。

桜花:ヤバいよね! ちょうど私たちが現場にいたタイミングで、山口乃々華さんが4人のイケメンからデートに誘われる場面で。

蘭:1人ずつキュンキュンな台詞を言っていくんです。「ヤバい、ヤバい」ってドキドキしながら見ていました。

石井蘭

――「こんな台詞を言われたい」みたいな話は、メンバー同士でもするんですか?

蘭:私は好きなので、よく綺羅ちゃんとかに教えたりしています。この前も、韓国ドラマの『青い海の伝説』にキュンキュンしたよって話したばかりで。でも、綺羅ちゃんはラブストーリーよりもホラーが好きだからあまり伝わらなくて(笑)。

桜花:『恋するアプリ Love Alarm』見た? あれも、めっっっちゃおすすめ!

蘭:見てみるー!

――百花さんは、好きなドラマや映画はありますか?

隅谷百花

百花:うーん……『テッド』とかが好きです。

桜花:百花は、ラブストーリーよりも、子ども向けの番組を見るのが好きなんです。

百花:『テッド』にもちょっと恋愛要素はあるよ?

――(笑)たしか、以前magical²としてインタビューさせていただいたとき、百花さんは「子ども向けの怖い本が好き」とお話ししていましたよね。(参照:magical²に聞く、『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』を通じた成長とファンへの思い

百花:はい! 今も大好きです。

蘭:絵本とか?

百花:小説なんだけど、文字が大きくて、挿絵も入ってるやつ。

桜花:同い年なんですけどね、精神的には3〜4歳くらい差があるんですよね。

百花:え、じゃあ私9歳ってこと?

桜花:いやいや、今年16歳でしょ!

百花:あれ? じゃあ、12歳か(笑)。

――今回は5人が映画出演となりましたが、9人でこんな作品を作ってみたいという希望はありますか?

桜花:『ファントミ』の映画には私たちも出演したんですけど、9人一緒にっていうわけではなかったんですよ。やっぱり、全員学生なので、学園モノがやってみたいですね。青春って感じの。

蘭:そしたら私は恋する女子高生役がいいな!

百花:うんうん、たしかに。私はちょっと意地悪な女子高生とかも興味があります。

――百花さんは、悪役願望があるんですね(笑)。

百花:学園モノの映画でもお水をぶっかけるような嫌な役の人が出てくるけど、現実には絶対しないことなので、役の中で演じてみたいです。それに、そういうキャラクターはドラマや映画で見ていて役だとわかっても「嫌な奴!」と思ったりするので、自分が演じたらどうなるんだろうと思って。

桜花:私は『マジマジョピュアーズ!』のとき、ちょっとそういう感じの役だったから罪悪感がありましたね。でも、「これはドラマだから!」って自分に言い聞かせていました。

蘭:私も『ファントミラージュ!』で最初に登場したときはみんなを見下すような感じの役だったんです。「大丈夫かな……?」って、ドキドキしましたね。

――お仕事を経験してきて、演技はこういうところが面白いという発見はありますか?

桜花:同じ台詞でも、演じる人によって全然違うシーンになるところでしょうか。試行錯誤の仕方も、本当に人それぞれで。

百花:演技練習のときに「この先、何が起こると思う?」って監督さんに言われたとき、そこにいた全員が違うことを予想したんです。それも面白いなと思いました。

蘭:たしかに。私も『ファントミ』で仲間になるとき、長台詞の掛け合いのシーンがあったんです。たくさんの台詞を覚えることも初めてでしたし、緊迫した雰囲気だったので、なかなか頭の中が整理できなかったのですが、共演した俳優さんたちからアドバイスをいただきました。

――他のメンバーのこういう演技が見たい、というのはありますか?

蘭:綺羅ちゃんも、百ちゃん(百花)が言ったみたいに「カッコいい悪役をやってみたい」って話していて、彼女に合いそうだし、実現してほしいですね。

百花:私は、桜花にいじめられる役をやってほしいですね。そういうイメージが全然ないから。

桜花:気が強く見られがちだからね。じゃあ、百花が私をいじめる役?

百花:それ、やってみたいね!

蘭:じゃあ、私がそのいじめを止める役をします(笑)。

――ドラマが生まれますね。では、ラストに映画の見どころを改めてお願いします。

桜花:本当にたくさんキュンキュンしますし、誰と見ても一緒に楽しむことができると思います。私たちが出演している場面も、ぜひ探してください。そうして、たくさんの人にこの映画をきっかけに私たちGirls²のことを好きになってもらえたら嬉しいです。主題歌も映画の余韻に浸れると思うので、何回も聴いてください!

蘭:今回は通常盤のジャケット写真がドレッシーな服装で、いつも笑顔がトレードマークなGirls²としては、初めてちょっと大人っぽい女性の雰囲気を演じているんです。そういう新しい顔にも注目してほしいです。

百花:映画ではキュンキュンして、主題歌では“カッコ可愛い”女の子のモードになって、いろんな形で楽しんでもらいたいです。

――皆さんで、映画『私がモテてどうすんだ』を見に行く予定は?

桜花:ぜひ行きたいですね。

――百花さんが、キュンキュンするかどうかも見ものですね。

蘭:百ちゃんがキュンキュンするかどうか見てみたい!(笑)

3人:よし! みんなで見に行こう!

映画『私がモテてどうすんだ』予告(60秒) 2020年7月10日(金)全国ロードショー

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