日向坂46、パフォーマンスの魅力は“幸福感”にあり 影山優佳&新三期生も加わった生配信ライブへの期待

 日向坂46が、7月31日に無観客・配信ライブ『HINATAZAKA46 Live Online, YES!with YOU! ~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』を開催する。この配信ライブは、新型コロナウイルスの影響で延期となった全国ツアーの内容を再現したものだという。そこで本稿では、日向坂46のライブの魅力や配信ライブの見どころを紹介していきたい。

日向坂46『ソンナコトナイヨ』(通常盤)

 日向坂46のライブにおけるいちばんの魅力は、幸福感に満ち溢れたパフォーマンスだろう。“ハッピーオーラ”をまといながら、花道を全速力で走り回り、汗を思いっきりかきながら高難度のダンスを踊り続け、常に観客に笑顔を届けていく。そんなひたむきな姿勢に観客たちも応えていくことで、会場が一体となり独特の高揚感が生まれていくのだ。演出の面白みがある欅坂46のライブに対して、日向坂46はある意味“体育会系”なパフォーマンスが愛される理由ではないだろうか。

 また、ライブではメンバーそれぞれの魅力が引き出されている点にもふれておきたい。日向坂46のほとんどの楽曲でセンターを務める二期生・小坂菜緒はもちろん、けやき坂46時代の楽曲では、一期生である佐々木美玲や加藤史帆がセンターとなり先輩ならではの表現力を見せている。一方で、負けじと二・三期生たちも自分たちの楽曲を全力で歌っていることも印象的。また、富田鈴花と松田好花によるユニット・花ちゃんズをはじめ、ユニットでクオリティの高いパフォーマンスを見せているメンバーもいる。そうしてそれぞれのパフォーマンスを観た上で、再び全体曲を披露されると、より日向坂46のライブの強さを実感できるのだ。

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