『I-LAND』第2回、12名で最初の評価テストへ センター争いと“連帯責任”の結果は

『I-LAND』第2回、最初の評価テストへ

 BTSの所属する事務所Big Hit EntertainmentとCJ ENMによるアイドル育成リアリティ番組『I-LAND』が、7月3日に第2回目の放送を終えた。

 初回放送ではユニットステージの披露、そして練習生自身で行った投票により「I-LAND」の施設に残る12名が選出された。しかしながら投票で生き残ったのは16名。第2回の放送は脱落して「GROUND」での練習生生活を送ることになる4人を選出するところから始まった。

 なんといってもこの番組の一番の特徴は「I-LAND」内での投票が全てその場にいる練習生によって行われることだろう。このシステムは彼らが”運命共同体”として共に活動したいと思えるメンバーを選ぶためではあるが、本人たちにとっては「仲間を選ぶ」こと、「仲間に選ばれる」ことはどちらも大きなプレッシャーになる。今回の放送でも、脱落する4人を選ぶのにはそれぞれのメンバーの葛藤が見えた。練習生たちは、友情だけで選ぶことはできない難しい決断を迫られた。

 投票の結果“アウト”となり「GROUND」に行くことが決まったのは、SUNOO(ソヌ)、SUNGCHUL(ソンチョル)、TA-KI、EJの4人。彼らはまた「I-LAND」に戻ると口にしてその場を後にした。

 最終的に“IN”となった12人の練習生に課せられたのは最初の評価テスト。このテストのキーとなるのは全員の連帯責任だ。課題曲のパフォーマンスを行い、プロデューサーたちによって出された個人点数の平均点がチームの点数となり、その点数によって“OUT”となるメンバーの人数が決まるというルール。また、“OUT”となった人数分は「GROUND」にいる練習生のうちプロデューサーからの評価が高かったメンバーと入れ替わることも発表された。個人のみではなくチーム全体の出来やバランスが見られるという、まさに「アイドルグループ」を作るための評価方法になっていると言えるだろう。

 課題曲は「Into the I-LAND」、番組開始前にIUの歌唱バージョンが配信され話題となった曲だ。振り付けと歌のパート分けは決められているが、1~12のどのパートを担当するか、そして練習方法も自分たちで決めていかなければならなかった。さらに指導を行う人もいないため、一から自分たちで完成させる必要があった。

[MV] IU(아이유) _ Into the I-LAND

 はじめにセンターに抜擢されたのはHEESEUNG(ヒスン)。彼の実力への他の練習生からの信頼は絶大で、数人からの推薦によって担当することになった。一方でそれを見て悔しそうにしていたのは日本人練習生のNIKI。センターを望んでいたが言い出すことができないまま決まってしまったため、最終的にはこの評価テストでのセンターを目指したいと意気込んでいた。

 HEESEUNGの振り付け指導のもと練習が始まったが、練習生期間の短いJAKEやYOUNGBIN(ヨンビン)はそのスピードについて行くのに必死。高い実力を備えるHEESEUNGのペースに追いつくことができず、悔しそうな姿を見せていた。その姿を見ていたメンバーたちは話し合いをし、センターをNIKIに変えることを決める。自分の練習時間を惜しんで指導をしていたHEESEUNGはみんなの選択に納得しつつも、その日は心の整理のために1人で過ごしていた。

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