YOSHIKI、LAの自宅からメッセージ送る「止まない雨はない、そして明けない夜はない」
4月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、春うた30年の名曲ヒストリーを大特集。さらに、YOSHIKI、コブクロ、サカナクションの山口一郎がコメント出演した。
Mステは、新型コロナウイルスの感染拡大のため生放送を2020年4月いっぱい中止に。過去のライブ映像を中心に特別編として放送。YOSHIKIがMステのためにロサンゼルスの自宅からメッセージを届けた。
事前に番組SNSでYOSHIKIへの質問を募集したところたった一晩で1万件もの投稿が寄せられた。まず最初の質問は、「『#SING4LIFE」にはどんな思いを込めて参加されましたか?」というもの。“現代版ウィー・アー・ザ・ワールド”とも呼ばれている「Sing For Life」は、U2のボノが外出制限されているイタリアで、住民たちが歌いあっている姿をもとに書いた楽曲。The Black Eyed Peasからウィル・アイ・アム、ジェニファー・ハドソンなどが参加し、YOSHIKIはピアノを弾いている。それぞれの場所から作り上げた豪華コラボ曲だ。
ボノが始めたプロジェクトについて、YOSHIKIは、「ウィル・アイ・アムさんから僕にテキスト(メッセージ)が来て、『ピアノで参加していただけませんか?』と、こういう時こそ僕らミュージシャンが頑張らなきゃいけないんだと思って、この楽曲を仕上げました」と制作のきっかけを明かす。さらにYOSHIKIは今回の問題について、「一つだけの国の問題じゃなくて、世界中の問題。人類とウイルスの戦い。そうした中で、音楽家としてミュージシャンとして何ができるんだろうと。それで今回はこういったコラボになりました」と続けた。
「LAの外出禁止令で今、生活などで不自由していることはなんですか?」「無人島にたった一つ持っていけるとしたらピアノ、ドラム、ワイン、どれを選びますか?」という質問には、デリバリーを中心とした生活を過ごしているYOSHIKIにとっては今回の外出自粛は自身の生活能力のなさを痛感する出来事だったようで、「はぁ、本当に生活能力、俺ってないんだなぁ」とため息を浮かべていた。