SixTONES、「車でカラオケ歌ってみた」100万回再生突破 「Car Karaoke」から伝わる独自の歌唱センス
2月28日にSixTONESのYouTubeチャンネルで公開された動画「車でカラオケ歌ってみた」の再生数が100万回を突破。動画に寄せられたコメントも8000件を超えるほどの反響が寄せられていた。
こんなにハイテンションかつハイクオリティな車カラオケが存在し、実際に都内を走行していたことに驚くばかりだが、改めてSixTONESの歌唱力について振り返ってみたい。
SixTONESの歌声にはどんな魅力があるのか
SixTONESのメインボーカルとして京本大我、ジェシーが据えられているが、メンバー全員がしっかりとした歌唱力のあるグループ。どのソロパートを聞いても安定した歌声が聞こえてくる。
京本大我はミュージカル等の舞台に出演してきただけに、その歌唱力はお墨付き。伸びやかな高音域を担当する京本、特に「Imitation Rain」のソロパートは、楽曲の世界観を強く印象付ける重要なパートを担う。そこへジェシーの伸びやかで厚みのある低音が重なることで、重厚感のあるハモリへと変わる。即興でのハモリもお手の物。メインボーカルに相応しいペアだ。
繊細なラップでリズムを刻む田中樹。メロディに乗せきれないストレートな思いが伝わってくる。森本慎太郎の聴く者を包み込むようなキャラメルボイス、松村北斗の透明感とセクシーさが入り混じる歌声に癒され、髙地優吾の真っ直ぐな歌声に素直な気持ちにさせられる。また、髙地のボイスパーカッションと田中のラップとの重なりは、SixTONESの持つ勇猛さを演出している。
バラエティ色の強いキャラクターと、歌っているときのギャップが激しすぎるSixTONES。たまたま動画を観た初見の人は、かなり驚くことだろう。