三浦風雅、約4000人の中から選ばれた”王道と呼べる存在感” 汗と涙の熱戦繰り広げた『ワンビリ』最終審査レポ
これからいばらの道が待っている
審査を終え、「最初から見ているいちファンとして楽しみました」「咳払いもできない、目が乾くけど目が離せないという感じでした」と、ハイレベルな戦いをそれぞれの想いで見届けたスカイピース。彼らが独断で選出する「スカイピース賞」は、楽曲のクオリティとトーク力の高さで魅了したMASAZAYNに贈られ、MASAZAYNは賞金で「今まで中古で買ったギターを使っていたので、良いギターを買います」と最後までMASAZAYN節で会場を沸かせた。そしてグランプリ受賞者として三浦の名前が呼ばれると、客席からは「おめでとう」の声と大きな拍手が沸き起こった。
三浦のパフォーマンスについて、「まごうことなきメジャー感。王道と呼べる存在感」と太鼓判を押した、ライブ音楽プロデューサーの本間律子氏。同じくソニー・ミュージックレーベルズの灰野一平は、「温かいものハッピーなものを届けられる人」だと、三浦の人柄に裏付けられた表現力の高さを評価。ゲスト審査員の清水翔太は、「デビューが決まっただけでは、まだ人生は変わりません。ここからいばらの道が待っているので、腹をくくって欲しい」と、アーティストの先輩としてあえて厳しい言葉でエールを送った。
終演後のバックヤードで三浦にグランプリの第一声を聞くと、「16位からファンの方の支えでファイナルまで残り、グランプリを獲得することが出来ました。やはり感謝の気持ちが一番です」と嬉しさを噛みしめた一方で、「他の3人と比べて曲作りはまだまだだし楽器も出来ないので、今後は音楽面での強化を図りたい」と、向上心を示す。デビューに向けて、早くも気持ちが動き出していた。
リアルサウンドでは後日、三浦風雅の単独インタビューを掲載予定だ。
■榑林史章
「THE BEST☆HIT」を経て音楽ライターに。オールジャンルに対応し、インタビュー本数は延べ4,000本。現在は日本工学院で講師も務める。
■番組情報
ファイナルライブ審査総集編
2月14日(金)20:00~放送より(全4回放送予定)
番組MC:ガーリィレコードチャンネル
番組公式アンバサダー:スカイピース
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