石川さゆり、アルバム『粋~Iki~』よりKREVA&MIYAVI参加の「火事と喧嘩は江戸の華~ストトン節」配信開始
石川さゆりが、2月19日に小唄・端唄・俗曲をモチーフとしたアルバム『粋~Iki~』を発売。1月30日よりアルバムのオープニングを飾る「火事と喧嘩は江戸の華~ストトン節」の先行ストリーミング配信を開始した。
同楽曲のレコーディングにはKREVA、MIYAVIが参加。メイキング映像も公開された。
このプロジェクトは、「世界中の皆さんに、日本の音楽を持ち帰っていただきたい」という石川が発した想いからスタート。『粋~Iki~』は、1988年(昭和63年)に日本の童謡をテーマに制作したアルバム『童~Warashi~』、2019年(平成31年)に民謡をテーマに制作した『民~Tami~』に続く第3弾の作品で、昭和・平成・令和と3つの時代を経て石川さゆりが日本を綴る三部作の最終章。
「火事と喧嘩は江戸の華~ストトン節」では、今作のテーマである“江戸の粋”をRAPで表現。宴の始まりに欠かせない“さぁさ浮いた浮いた…”の威勢のいい掛け声からはじまる。伝統音楽を踏襲しながらも、様々なアレンジで石川さゆりが綴る“日本人の江戸の粋”。時代は変われど続く日本人の粋な歌と心意気が、人間味ある小唄・端唄・俗曲を通して描かれる。
石川さゆりコメント
令和で迎える初めての正月、日本はこれから何処へ向かって行くのでしょうと思いを巡らせます。
私が6歳の時に東京オリンピックが開催され、子供心に世界には肌の色も髪の色も、身長も違う人達がこんなにいるんだ!と驚きました。 日本は小さな島国で、身体も小柄で細くて、けれども外国の人に負けない肝の座 りと心意気!があるんだと堂々とした入場行進や礼儀の良さに誇らしく感じました。
今年また新たな東京オリンピック・パラリンピックがやって来ます。世界中が混沌としていて、日本の日本人らしさと言うのもわかりにくくなりました。
今回のアルバム「粋」は日本人の江戸の粋!粋で鯔背でちょいとそそっかしく て、そんな人間味ある小唄、端唄、俗曲、私の祖父母の前の曾祖父さん曾祖母さ んの時代の歌をタイムスリップして、今の音楽家ミュージシャンと製作しました。
江戸の粋にはとんでもないウィットに富んだ世界があります。日本に暮らして きたのにこんなおもしろきものを、見落としてきたのかと思いました。ラップで 始まり江戸への音楽の冒険をお楽しみ下さいませ。
石川さゆり
■リリース情報
オープニング「火事と喧嘩は江戸の華」feat. KREVA~ストトン節
1月30日(木)~サブスクリプション型(定額制)配信サービスにて先行配信開始
2月19日(水)発売
アルバム『粋~Iki~』
3200円(税込)
<収録曲>
1:オープニング「火事と喧嘩は江戸の華」feat. KREVA
作詞・作曲 石川さゆり KREVA 亀田誠治 編曲 亀田誠治 Guitar MIYAVI
2:ストトン節(都々逸入り)作詞 添田さつき・一部作者不詳 作曲 添田さつき 編曲 亀田誠治
3:さのさ 作詞・作曲 作者不詳 編曲 三宅一徳
4:東雲節 作詞 添田亜蝉坊・横江鉄石 作曲 添田亜蝉坊 編曲 神津善行・大貫祐一郎
5:まっくろけ節(都々逸)作詞作曲 添田唖蝉坊/後藤紫雲 編曲 亀田誠治 都々逸 作詩 なかにし礼
6:青柳 作詞・作曲 作者不詳 三味線 豊藤美
7:奴さん 作詞・作曲 作者不詳 編曲 三宅一徳
8:木遣りくずし 作詞・作曲 作者不詳 編曲 三宅一徳
9:猫じゃ猫じゃ 作詞・作曲 作者不詳 編曲 坂本昌之 コーラスアレンジ ベイビー・ブー
10:都々逸 作詞 柳家三亀松
11:虫の音 作詞・作曲 作者不詳 編曲 服部克久
12:しげく逢ふのは 作詞・作曲 作者不詳 編曲 服部克久
13:梅は咲いたか 作詞・作曲 作者不詳 編曲 亀田誠治
14:深川 作詞・作曲 作者不詳 編曲 亀田誠治
15:REPRISE「火事と喧嘩は江戸の華」feat. KREVA 作詞・作曲 石川さゆり KREVA 亀田誠治 編曲 亀田誠治 Guitar MIYAVI
■関連リンク
石川さゆりオフィシャルサイト
石川さゆりレーベルサイト