東方神起は“まなざし”に支えられ強くなる 15年を経てなお更新され続ける2人の実力
1月22日には、最新シングル『まなざし』をリリースした東方神起。「まなざし」の作詞作曲は、「Make A Change」の作詞、「ミラーズ」「目隠し」の作曲を手がけてきた中村月子だ。楽曲提供に際して「シンガーやミュージシャンの方は、誰よりも特別でありたい、愛されたいと常に願いステージに立っていると思います。そんなステージで、スポットライトの先にある“まなざし”を感じたときに、特別じゃなくていいんだよって教えられるんです。(中略)その感謝、そしてこれからも怖がらずに“想いを渡すこと”を続けていきたいと強く思えるんです。それはお二人のライブを観させていただいて、お会いしてすごく感じたことでもあるんです」との思いを語っている。(参照:BARKS)
〈気づいてくれているよね〉で始まる歌詞は、まるで15年を共に歩んできたファンへのラブレターを読み上げられている感覚になる。K-POPアイドルの教科書のような活躍を続けてきたスーパースターである彼らも、私たちと変わらない人間であり、大きな声で言うようなことでもないけれど、そこには確かに心があること。そして、ひっそりと傷ついていることを、ファンの人が知ってくれているだけで、嬉しくて、温かくて、また頑張れるのだ、と。そして〈満たす想いを今 伝えること少し怖くても 決して目をそむけないよ〉と、また新たに歩み進める覚悟を表す。その方位磁石はいつだってステージから見える、ファンのまなざしである、と。
「ステージのことをライブと言うけど、ライブにはありのままという意味があるじゃないですか。僕はそうありたいです。ありのままの自分を生で伝えて、気持ち的にはもうライブの一部分として生きているくらいの自分を見せたい」(チャンミン)
「“今後の東方神起がどうなるんだろう?”っていうクエスチョンマークがみなさんに浮かぶように頑張りたいです。いい意味で予想できない東方神起になりたいんですよね」(ユンホ)
とは、アルバム発売時に受けたインタビューでの発言だ。(参照:BARKS)予想通りの進化では、満足しない。いつだって期待を超える自分たちであるために。次に何ができるのかを、ずっと模索し続ける。だからこそ、常に東方神起の“今”は“最旬”なのだ。