吉田山田、デビュー10周年をファンとお祝い たくさんの“ありがとう”が飛び交った『大感謝祭』レポ

吉田山田、デビュー10周年をファンとお祝い たくさんの“ありがとう”が飛び交った『大感謝祭』レポ

 11月30日、吉田山田が東京・中野サンプラザホールにてワンマンライブ『大感謝祭』を開催。デビュー10周年をファンと共にお祝いした。

 会場の電気が落ちると、ステージ上部のスクリーンからはオープニングムービーが上映される。内容は、吉田山田が活動をスタートしてから撮りためていたミーティングや撮影のオフショットとツアーのバックステージ映像。無邪気な吉田山田の姿に、会場では至るところから笑い声が聞こえる。

 ムービーが終わると、ステージに吉田山田が登場。2013年リリースの「魔法のような」を演奏し、会場を盛り上げる。演奏が終わると、観客からすでに「ありがとう」という声が挙がった。山田義孝(Vo)は観客に挨拶を終えると、吉田結威(Vo/Gt)に感極まってハグ。「グッときた~」と感動を噛み締めた。その後は「割と普通の格好をしている方。吉田です!」「帽子を入れて180cm。山田です!」というオープニングムービーにも登場していた挨拶を再現し笑いを誘うと、2017年のシングル曲「街」とカップリング曲「RAIN」、今年リリースした「桜咲け」で会場の温度を上げる。「僕らのためのストーリー」では弾き語りで美しいハーモニーを響かせ、観客を魅了。「HENSHIN」で再びファンは立ち上がり、会場は熱気を帯びる。昨年発売されたアルバムのリード曲「欲望」では、ステージの上に8本の篝火がセットされ、演奏が終わった瞬間に灯された火が消える派手な演出が行われた。同曲は誰かのためではなく、「自分たちの湧き上がる気持ちを歌にしよう」と書き上げた作品だという。

 改めて、冒頭のムービーについて「人生のアルバムをめくっているみたいだったね」と感慨深く振り返る山田。吉田は高校生の時に、コンビニの前で缶コーヒーを飲みながら山田と打ち合わせしていたエピソードを語る。その上で歌唱された「証命」の〈もう十分やったじゃないか/いやまだまだここからさ〉というフレーズからは、今後の活動に向けた彼らの気合が感じられた。

 ライブ中盤には、ファンからのリクエスト3曲を演奏。事前にとったアンケートでは、まず「水色の手袋」と「希望とキャンディ」に票が集まった。どちらも吉田山田がデビューした直後の作品だ。そして、最もリクエストの多かったのは、過去のライブでのみ披露されている「ララバイ」。吉田はこの結果に「1位は正直、ビックリした!」、山田は「大事な曲なので心を込めて歌います」と語った。

 「夏のペダル」の演奏を皮切りに、スクリーンでは訪れているファンの様子も映し出されていく。子供連れのファミリーや年配の方々、友達やカップルで訪れている若者の姿が印象的で、吉田山田が幅広い年齢のファンに愛されていることが実感できた。「ここから飛ばしてくぞー!」という山田の合図で、「Color」「未来」が披露されると、盛り上がりは最高潮に。「イッパツ」では、大人から子供までみんながツアーグッズのタオルを一生懸命回した。

 演奏が終わると吉田は、今年の春から開催された47都道府県ツアーの際、ライブが終わってホテルに帰ると寂しい瞬間があり「人はどこまでいっても、きっとみんな孤独なんだな」と感じたという。それをきっかけに、どんな時も一人じゃないと思える曲を作っていきたいと思ったという吉田。すると、ステージの照明が落ち、スクリーンには星空が映し出された。幻想的な雰囲気の中、「Today,Tonight」を演奏。山田は「思い描いたものには辿り着いていないけど、ステージに立ったらどうでもいいと思えた」「君と会えて良かったな、今はそれだけでいい」と涙を浮かべながらファンに感謝を伝える。ラストを「約束のマーチ」で飾ると、本編は一旦幕を閉じた。

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