EUPHORIAが明かす、“男装ユニット”として目指す先 「魅力をもっと広めたい」

EUPHORIAが語る“男装ユニット”の未来

 総合男装エンタメプロジェクト・dreamBoatの第3弾として颯爽と登場した5人組・EUPHORIA(ユーフォリア)が、待望の1stシングル『NEW HORIZON』を8月28日にリリースする。ユニット名は日本語に訳すと多幸感、もしくは幸福感。関わる人々がみんな幸せになってほしいという思いを抱きながら、新世代の笑顔の中心になるべく邁進中だ。CDデビューを目前に控えたメンバーたちが、現在の率直な気持ちを元気一杯に語ってくれた。(まつもとたくお)【最終ページに読者プレゼントあり】

「男装すると違う自分になれるような感覚がある」

――まずは簡単な自己紹介をお願いします。

翔咲心(以下、翔咲):はい! 黄色担当の翔咲心(とさきこころ)です。お願いします!

海憧乙綺(以下、海憧):緑色担当の海憧乙綺(かいどういつき)です。“緑のいっくん”と覚えてください!

世梨沢伊織(以下、世梨沢):紫色担当の世梨沢伊織(せりざわいおり)です。

詩織叶逢(以下、詩織):赤色担当の詩織叶逢(うたおりとあ)です。

碧井湊都(以下、碧井):青色担当の碧井湊都(あおいみなと)です。本日はよろしくお願いします!

――EUPHORIAのコンセプトは“王子様系男装アイドルユニット”だそうですね。最初に聞いたときはどう思いましたか?

海憧:素直に「いいんじゃない?」と思いました。行け行けゴーゴーみたいな(笑)。

碧井:「ありがとうございます、王子様で!」という感じでしたね。

海憧:もともと俺は兄貴分の風男塾(ふだんじゅく)さんがすごく好きだったので、このコンセプトは大歓迎だったんです。風男塾のみなさんみたいに、観る人・聴く人すべてを笑顔にするような活動を心掛けていきたいと思っています。

――みなさんの兄貴分の風男塾と7月にデビューしたael -アエル-ですが、ユニットとしての活動をはじめるにあたって、かなり影響を受けたのではないでしょうか?

詩織叶逢

詩織:俺も乙綺と同じで昔から風男塾さんが好きだったんです。風男塾のみなさんのように自分を変えて人を元気にするというか、男装でアイドルをすることに憧れました。俺はネガティブなところもあるんですけど、男装すると違う自分になれるような感覚があって、このユニットに参加できてとても満足しています。

世梨沢:僕の場合、カッコイイアイドルに憧れてこの世界に入りました。カッコイイタイプのアイドルもいるということに衝撃を受けて、同時に「自分もこうなりたい!」と強く思うようになったのがきっかけです。

世梨沢伊織

――8月28日のCDデビューに先がけて「NEW HORIZON」の音楽配信がはじまりました。プロとして最初の1歩を踏み出した今の気持ちはいかがですか?

碧井:僕の出身が香川県なんですけれども、自分の地元のCDショップにEUPHORIAのCDが並べられると考えただけで、じーんときてしまいました。

碧井湊都

――地元で自分のCDが売られているって本当に嬉しいでしょうね。

碧井:自分の顔がジャケットになったCDがお店で売られるというだけでゾクゾクします。

詩織:嬉しいけど少し恥ずかしい気もしない? 「ああ、コレ、俺や」っていう感じ(笑)。

――「NEW HORIZON」はとても前向きな気持ちになれる曲ですね。最初に聴いたときはどう思いましたか?

翔咲:〈叶えたいこの夢を…〉と〈ほら絶対絶対絶対 夢は叶うはずだから〉という歌詞に、僕たち5人で夢をつかんでみせるという気持ちが表れていると思います。「NEW HORIZON」は日本語で新しい地平線という意味。僕たちの第一歩にふさわしいこの曲でデビューできて本当に良かったなと思います。

――「NEW HORIZON」のダンスは最近よくある複雑かつ緻密なフォーメーションで見せるタイプではなく、優雅に美しく踊ることを大切にしているのが印象的でした。それがユニットならではの持ち味になっていますね。

詩織:もっと激しいダンスのアイドルユニットはいると思いますが、僕たちの場合は逆にファンのみなさんと一緒に踊れるような、親しみやすい振付を意識してやっています。あと、やっぱり“王子様”なので、余裕を感じさせる優雅なパフォーマンスを心掛けています。

――「NEW HORIZON」ではミュージックビデオの撮影もおこないましたね。はじめての体験だったと思います。撮り終えてみていかがでしたか?

EUPHORIA(ユーフォリア) / NEW HORIZON(Short Ver.)

海憧:緊張しました! MVの撮影ははじめてだったので、どういう風にやればいいのかという迷いと緊張がありましたが、なんとかやり遂げました。メンバーそれぞれの個性がしっかり出ている映像に仕上がったと思います。

――撮影はいつごろおこなったんですか?

海憧:5月の梅雨入り前です。日差しがきつくて大変でした。とても良い天気だったんですよ。MVを観てわかる通り、雲ひとつなかった日の撮影で……。

翔咲:たしか30度以上あった日だよね。

海憧:で、俺たちはできるだけ日陰に逃げるという(笑)。でもスタッフさんたちはずっと作業をしているので、最後の方は「熱湯風呂入りました?」っていうぐらい真っ赤に焼けちゃって……。本当に申し訳なかったです。

碧井:僕たちも撮影の後半は汗でびっちょびちょでした。

――『NEW HORIZON』には、カップリング曲として「トパーズ色の太陽」と「君はDestiny」が入っています。両曲の聴きどころや気に入っているところなどを教えてください。

海憧:どちらも曲の最初から終わりまですべてが最高です(笑)! どれか1曲選んで聴くのではなく、3曲をしっかり聴いてほしいですね。僕の勝手な解釈なんですけど、「NEW HORIZON」は明るく爽やかなので朝に聴いてもらって、情熱的な「トパーズ色の太陽」はお昼向け、「君はDestiny」は夜に聴いて「今日1日がんばったなあ」とリラックスしてもらえたら嬉しいです。

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