長濱ねるがグループに残した“アイドルとして生きた証”ーー日向坂46との関係性を振り返る
2019年3月5日、6日に行われた『日向坂46 デビューカウントダウンライブ‼︎』では、けやき坂時代のライブ映像などがビジョンに映し出され、長濱と過ごした日々を思い起こさせるかのような演出がされていた。ライブを見た長濱はブログで「過ごしてきた時間を肯定して頂いたような なんだかスーッと心が軽くなるライブでした」と明かしている(参照)。長濱への思いをステージで表現したけやき坂と、その思いを受け取った長濱。両者からは、たとえステージに一緒に立てなくても自分たちは繋がり続けるのだという思いを感じさせた。
長濱が抜けたことはけやき坂メンバーに衝撃を与えたに違いない。しかし、長濱の不在によって、自分たちでグループを守り続けなければという責任が芽生えたのかもしれない。そんな彼女たちに、長濱は「ひらがなけやきを大切にしてくれて守り続けてくれて本当に本当にありがとう」とメッセージを送っている(参照)。きっと日向坂の成長は、長濱が今まで種を撒いてきたものの結果なのだろう。日向坂には長濱がアイドルとして生きた証が今もなお残っている。
(文=本 手)