KAT-TUN 亀梨和也、ジャニー喜多川の助言で初作詞した「絆」への思い語る「愛があるなと感じた」

 7月19日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にダイアモンド☆ユカイ、山寺宏一、ポルノグラフィティ、日向坂46、Kis-My-Ft2、亀梨和也(KAT-TUN)、HiHi Jets & 美 少年が出演した。

 ジャニーズ事務所のプロデューサーとして数多くの才能を見出し、育て上げ、最高の形でデビューさせてきたジャニー喜多川氏が今月9日、逝去。今回の放送では、1986年の放送開始以来、『ミュージックステーション』を彩ってきたジャニーズ、デビューの歴史をJr.時代の貴重映像と共に振り返った。

 タモリからジャニー氏との思い出を聞かれた亀梨和也は、「いっぱいありますね。『ミュージックステーション』さんで言うと、ジャニーズJr.だった頃に嵐さんのバックで出させてもらってたんですけど、嵐さんの後ろで踊る振り付けがあったんですよ。手だけ見えてる。その時に、『なんか目立たないよ。手だけだと分かりづらいよ。黒い手袋用意してくれ』と本番前に。それで急遽、ジャニーさんが黒い靴下を手に持って、『YOUこれ付けちゃってよ』って」と話し、画面には当時の映像が映し出された。「なかなか靴下を手に付けてテレビに出ることなんてないですから。急遽のジャニーさんの機転と言いますか」とプロデューサーとしての発想力、手腕を絶賛した。

 Kis-My-Ft2の千賀健永は、ジャニー氏とのエピソードについて「『YOU中心のグループを作りたい』と言っていただいたことが昔あって。すごく嬉しかったんですけど、その時すでにキスマイだったんですよ。『キスマイ抜けることになっちゃうかもしれない。さすがに無理だな』ってビビっちゃって。『無理です』って言っちゃったんですよ。そしたら、ジャニーさんが『YOUは最高のチャンスを失ったよ』って僕に言って」と語るものの、亀梨から「『YOU中心のグループを作りたい』って本当の話ですか? キスマイと言えば、3人(北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太)がセンターを交互にやってる感じだし。キスマイの何所属でしたっけ?」と派生ユニット・舞祭組のメンバーであることを促す。横槍を入れてくる亀梨に千賀は及び腰で「亀ちゃん?」と反論しようとするが、横の宮田俊哉から「先輩だぞ」と止められる。亀梨のトークは止まらず「これちょっと審議ですね」と続けると、観念したのか千賀は「正直、僕が中心のグループとは言われてないですけど……。僕に一番最初に言っていただいたというところから」と明かし、ジャニーズメンバーから総ツッコミが入った。

 Kis-My-Ft2は、Jr.時代からの人気曲「祈り」、デビュー曲「Everybody Go」の2曲を披露。亀梨はジャニー氏の助言で作詞に初挑戦した楽曲「絆」、「青春アミーゴ」を歌唱した。「今回お話をいただいた時に、いろいろと選曲の候補がある中で、滝沢(秀明)くんと全体の演出を含めて相談させていただいてこの曲に決めました」と語る亀梨。「絆」については、「(当時)18歳くらいで作詞をしたことがなくて。ドラマの挿入歌になるからって無茶ぶりをされて。楽曲だけ渡されて、日記みたいに言葉を繋げたりして、定期的にジャニーさんと一緒に『ここ、どう?』『いんじゃない』みたいなのを繰り返して、それで最終的に『絆ってセンス最高だよ』って言ってもらえて。後に、Jr.の子たちがずっと歌ってくれていたりとか、ジャニーさんの愛があるなと感じましたね」とジャニー氏とのエピソードを振り返る。

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