嵐 松本潤、SMAPへの思いと初の紅白出場振り返る「司会が中居君だったので心強かった」
嵐,北島三郎,松田聖子が、4月29日放送の『総決算!平成紅白歌合戦『第1部』』(NHK総合)に出演した。
この番組は、令和への改元目前に『NHK紅白歌合戦』を通して平成30年間を振り返るというもの。紅白の名シーンを見ながら、当時の思い出や、今だから語れるエピソードを語っていった。
まずは平成元年から5年までの紅白名場面に、相葉雅紀は「吉田栄作さんが出てきていらっしゃいましたけど、そういえば小学校のころ吉田栄作さんの写真持ってって『こういう髪形にしてください』って言ったり」と時代を感じさせるトークを展開。大野智は「曲は、ほぼ知ってて。そのとき、僕も小学生で団地に住んでたの思い出しました」と生活と紅白の記憶が共にあることを話した。
平成11年から15年の映像にはSMAPが登場。「嵐の方たちにとってはSMAPってどういう存在なんですか?」と聞かれ、松本潤は、「いや、大先輩ですよね。ずっと勉強させていただいてきたグループですし、それこそ後に僕らが初めて紅白出させていただいた時の司会が中居(正広)君だったのですごい心強かったですね」と答えた。
平成21年には、ついに嵐が初登場。その年、嵐は北島にインタビューをしていた。櫻井翔は「われわれとかみたいな新人側からすると『わー、北島三郎さんだ……』ってなりますよ」と話し、二宮和也も「正直、半端じゃないよね」と思い起こす。大野は当時、初めてのステージに「あのときは、演出で早替えをしなきゃいけない曲中に。それで、本番まで1回も成功してなかったんですよ。誰かがちょっと見えちゃったりとか。で、本番だけ成功したんですね、あれ」とリハーサルはできずに本番だけ成功したという奇跡のステージを回想し、松本も「よくやろうと思ったもんだよ。勇気がすごいよ、初めてで」と当時の自分たちを褒め称える。