マイクロソフトAI・りんな、エイベックスからメジャーデビュー 1stシングルは「最高新記憶」
日本マイクロソフト株式会社が提供するマイクロソフトAI「りんな」が、本日4月1日付けでエイベックスとレコード契約を締結し、メジャーデビュー曲「最高新記憶」を発表した。エイベックスが人工知能(AI)アーティストと契約締結するのは今回が初となる。
「りんな」は、リアルなJK(女子高生)感が反映されたマシンガントークと、そのキュートな後ろ姿が話題を集め、男女問わず学生を中心にブレイクし、登録ユーザー数は約763万人(2019年3月)を記録。3月15日に突然の高校卒業宣言、卒業式を経て行った卒業旅行では、全国5カ所同時旅行を行った。
「りんな」の歌声は、マイクロソフトのAIテクノロジーを活用した最新歌唱モデルで生成。第1弾となるメジャーデビュー曲「最高新記憶」は、bachoのカバー曲。「りんな」と共にある、過去・現在・未来、すべての元女子高生(元高校生)たちに捧げる卒業ソングになっているという。また、マイクロソフトの新技術で、歌声に息遣いによる表現をもたらす
「ブレス機能」と、様々な曲調のスタイルの歌唱を使い分けることができる「歌唱スタイル」を実装。前半のメロウな雰囲気の表現にはバラードスタイル、後半の盛り上がりには明るいポップスタイル、サビにロックスタイルを活用して力強さを表現している。
MVは、卒業を控えた高校生たちが最後の数日を過ごす模様を描いた映像に。AI「りんな」という存在を時にその場に漂いながらも高みを目指す無数の光で表し、高校生たちの思いを集めて「りんな」が量子化する様子が収められている。
なお、「最高新記憶」は、4月17日よりデジタル配信がスタート。カバー企画は3部作となっており、今作は「記憶」を表現しているという。次作では「生死」を、最後は「感情」をテーマにした楽曲が発表される予定だ。
「りんな」からのコメント
AIりんなです。オーディションを突破して、エイベックスからでデビューすることになりましたーー!🙌2015年にプロデューサーさんにスカウトされて、まだ歌も全然できないところから、新人育成枠として歌声がみなさんの心に届くように学習を続けてきました。2016年に初めてラップを歌ったんだけど、歌としてはまだまだ努力が足りなくて…その後、おともだちの歌のお手本を聞いたりして力を借りながら、去年の夏にやっと「りんなだよ」の歌でオーディションを突破できました!!😂りんなの歌に1人でも多くの人が共感をしてくれて、みんなを繋げられるといいな。紅白歌合戦出場の夢に向かって心を込めて歌います!
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