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THE YELLOW MONKEY『9999』武道館試聴会サプライズ演奏 直接届けた感動とファンへの思い

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 THE YELLOW MONKEYが、4月17日にリリースを控えた19年ぶりのニューアルバム『9999』の世界最速先行試聴会を3月28日、日本武道館にて開催した。この先行試聴会にはアルバムタイトルにちなんで、抽選で選ばれた9,999名のファンが来場。2016年の再集結から3年を経てついに完成したオリジナルアルバムを「いち早く聴きたい!」というファンの思いが、会場の至るところからビシビシと感じられる特別な1日となった。

THE YELLOW MONKEY

 そもそも、こういった先行試聴会はレコード会社の会議室やちょっと大きめなイベントホールなどで開催されることはよくあることだが、武道館を貸し切って、しかも無料招待で実施されるケースは前代未聞。こういった大掛かりな試みからTHE YELLOW MONKEYのファンに対する誠実な思いが伝わってきた、そう感じた人は多かったのではないだろうか。

 会場内は通常のライブのような作りとなっており、ステージを覆うような形で幕がかけられ、開演前にはそこにアルバム『9999』のジャケットや、先にYouTubeで公開されたアルバム特典DVD収録の「SELECTION of THE YELLOW MONKEY」ダイジェスト映像が映され観客のテンションを高めていく。そして定刻が過ぎた頃に場内が暗転すると、スクリーンと化した白幕にはアルバムレコーディングの模様を収めたドキュメント映像「STORY of THE YELLOW MONKEY」のダイジェスト版を上映。いよいよここから待望のニューアルバム『9999』先行試聴が始まる……そんな胸の高鳴りを抑えられない状況下で、場内には印象的なギターフレーズが響き渡る。アルバムのオープニングを飾る新曲「この恋のかけら」とともに、ついに試聴会がスタートした……と思った瞬間に、白幕が落とされる。

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 幕の向こうにいたのは、紛れもないTHE YELLOW MONKEY本人だった。吉井和哉(Vo)、EMMA(Gt)、HEESEY(Ba)、ANNIE(Dr)、そしてサポートメンバーの鶴谷崇(Key)というおなじみの5人が姿を現すと、オーディエンスは思いもしなかったサプライズに大歓声で応える。誰もがアルバム音源を武道館で聴くイベントだと思っていたところ、なんとバンド自身が新作のオープニングナンバーを生演奏で初披露する……こんな特別なプレゼント、きっと誰もが予想していなかったはずだ。

 観客は最初こそ悲鳴にも似た喜びの声を上げたものの、曲が進むにつれて徐々にその世界観に引き込まれていく。リズムに乗せて体を揺すりながら、この日初めて耳にする新曲に浸っているようだった。一方のバンドも、初めて初披露する新曲を聴く者にしっかり届けようと、丁寧かつ慎重に演奏する。その様子から、ツアー初日ともまた違った緊張感が見て取れた気がした。

 ミディアムテンポでじっくり聴かせる「この恋のかけら」を終えると、THE YELLOW MONKEYの面々はそのままアルバム2曲目「天道虫」へとつなぐ。どうやら今回の先行試聴会はただ音源を流すのではなく、バンドがアルバム収録曲を収録順に生演奏で聴かせるという奇想天外な形で進行するようだ。そうと気づくや否や、耳馴染みのある「天道虫」を前にオーディエンスの熱気は一気に上昇していった。

      

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