乃木坂46 新内眞衣が語る、新たなポジションの確立 「貪欲さが自分の中にあってよかった」
乃木坂46が4月3日より『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)水曜日の担当に決定。パーソナリティを新内眞衣が担当する。
新内は2016年3月より3年間『乃木坂46・新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』(水曜深夜/以下、『0(ZERO)』)のパーソナリティとして活動。今回は『乃木坂46のオールナイトニッポン』としての抜擢となる。2018年3月まで4年間ニッポン放送の関連会社でOLと乃木坂46との兼任を続けていた新内。番組では地元・埼玉トークや『あいのり』(フジテレビ系)、MDプレイヤー、携帯小説……と新内の個性溢れるニッチな話題を展開している。
リアルサウンドでは、パーソナリティ発表記者会見後、新内に個別取材を行なった。同番組の構想はもちろん、グループ最年長・27歳というタイミング“だからこそ”掴めた夢についても語ってもらった。(渡辺彰浩)
「佐久間さんの誕生日にプレゼントを持って行きたい」
ーーまずは『オールナイトニッポン』のパーソナリティ就任おめでとうございます! 改めて、今の気持ちを聞かせてもえますか。
新内:リスナーのみなさんが聴いてくれているのもありますし、スタッフさんも番組を盛り上げようと思ってやってきてくれていました。1年だったのが2年、2年だったのが3年と続いて1部というのは積み重ねてきたもののおかげです。みなさんが用意してくれた1部に行かせていただくのはすごく嬉しいですね。
ーー1部就任発表の前週に当たる3月6日放送時のTwitterの番組ハッシュタグ(「#乃木坂新内ANN0」)を追うと、リスナーのみなさんから番組が終わってしまうのではないかと心配の声が多く上がっていました。
新内:私も3日前の全国握手会までこのことを知らなかったんです。「私も知らないんだよー」って思いながら(笑)、みなさんのコメントを見ていました。
ーーラジオをきっかけに新内さんのファンになったという方も多いですか?
新内:ありがたいことにすごく多いです。握手会ではラジオの話題もたくさん話してもらうので、いい意味で近い存在でいれてるのかなって。
ーー3年間『0(ZERO)』のパーソナリティをやられてきたわけですが、いつかは1部でもやりたいという気持ちもありましたか?
新内:『0(ZERO)』枠をやらせていただくだけでもありがたいことでしたし、あんまり高望みしない性格なので、ただ番組が続いてくれればいいなと思っていました。
ーー次は水曜の『0(ZERO)』がテレビ東京プロデューサーの佐久間宣行さんです。今度は新内さんが挨拶に行くということも?
新内:佐久間さんの誕生日にプレゼントを持って行きたいです。あとは、シングルのリリース週に「2部でもかけてください」とCDを持って行ったり、繋がりを大切にしたいと思います。曜日は違いますが、三四郎さんとは同じ『0(ZERO)』としてこの3年で仲良くなることもできました。
ーーこれまでの3年間の放送を振り返って印象的な出来事はありましたか。
新内:2017年のバースデーライブ(『乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE』)を3日間やった後に『0(ZERO)』の放送があったんですけど、会場がさいたまスーパーアリーナで有楽町に戻ってくるのが大変だなってことでAD・舟崎(彩乃)ちゃんの実家で生放送をしたのは前代未聞でした。自分でも破天荒なことやってるなって思いますね。スタジオじゃなくて家だったので、途中からめちゃくちゃ眠くなっちゃって(笑)。
ーー舟崎さんとのやり取りは番組のお決まりですね。親密な関係性がないと出来ない放送です。
新内:スタッフさんは舟崎ちゃん以外全員男性なので助かっています。同い歳で、話も合うので。ご飯に行ったりもしています。