EXILE TETSUYA、“夢を叶える秘訣”は? 就活生600名にLDH流の働き方を講演

EXILE TETSUYA、就活生にエール

 こうした幅広い活動について、TETSUYAは「6つの仕事というより、6つの夢という感覚。働くことは、夢を叶えることだと考えて毎日を過ごしている。辛いことや高い壁もたくさんあるけれど、メンバーやスタッフと支え合いながら、それを乗り越えていくことを楽しんでいる。それが感動につながる」と力説。「自分自身のことをよく知り、ブレずに継続していくことこそが夢を叶える秘訣。今日ここで会った皆さんと、一緒に働くことができたらとても素敵なことだと思います」と、就活生たちにエールを送った。

 講演の最後には、EXILEの楽曲「Choo Choo TRAIN」と「Ki・mi・ni・mu・chu」に合わせて、就活生たちと一緒にダンスするコーナーも。リズムに合わせて体を動かすことで、就活生の間に自然と笑顔が広がった。また、質疑応答のコーナーでは、就活生からの「どんなスタッフと一緒に働きたいか」という質問に対し、「夢を共有して、共感ができる人。相手の夢を聞いて、それを応援するという相乗効果でLDHは大きくなっていった」と回答。物事を継続する秘訣については、「わがままになるとか、周囲に迷惑をかけるということではなく、みんなに共感してもらいながら、自分の心の声に正直になるのが一番大事」と語った。

 記者陣から、今回のイベントの手応えについて聞かれたTETSUYAは、「最後にみんなと一緒に踊れたのは良い時間だった。あれほど多くの人々がいるにも関わらず、積極的に質問していただいて、学生さんたちが自分の将来を真剣に考えていることが伝わり、僕自身も背筋が伸びる思いだった」と笑顔を浮かべた。

 LDH JAPANは2017年、組織体制を大きく変えて分社化し、エンタテインメントでの世界展開を目指してきた。そうした取り組みを通して、人事や労務環境への意識が高まった結果として、今回のようなイベントも行うようになったのだろう。企業理念として掲げる「Love, Dream, Happiness」は、ファンはもちろんのこと、所属アーティストやスタッフ、これからエンタテインメント業界を目指す人々にも向けられているということが、集まった就活生たちの輝く目が物語っていた。なお、LDH JAPANは現在、公式サイトなどで2020年度新卒採用募集を行なっている。

(取材・文=松田広宣)

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