AKB48×乃木坂46×欅坂46×IZ*ONEがコラボする意義 海外進出の追い風吹く“国境のない時代”へ
本日12月12日に放送される『2018 FNS歌謡祭』第2夜(フジテレビ系)にて、AKB48、乃木坂46、欅坂46、IZ*ONEからなる「FNSスペシャルユニット」がパフォーマンスを行なう。
4組の中から24人のメンバーが選出されるという同ユニットは、秋元康が『FNS歌謡祭』のために書き下ろした楽曲を披露する。選抜メンバーは明らかになっていないが、各グループから6人前後のエースがそれぞれ選ばれるのではないだろうか。
今回の4グループによるコラボレーションは、端的に言えば、坂道AKBにIZ*ONEが加わったユニット。2年前の『2016 FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~』にて話題となった生駒里奈をセンターとしたドリームチームでの「サイレントマジョリティー」を彷彿とさせる大型企画だ。AKB48と坂道シリーズによるユニットは、渡辺麻友と乃木坂46のコラボユニット「まゆ坂46」、小嶋陽菜との「こじ坂46」、指原莉乃との「さし坂46」、AKB48と乃木坂46による「乃木坂AKB」と様々に派生したユニットが存在する。2017年3月、AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46からそれぞれ6名を選抜し、平手友梨奈をセンターとした「誰のことを一番 愛してる?」(AKB48『シュートサイン』Type E収録)からは坂道AKBとして定着。今年3月には、センターに長濱ねるを据え、多くのメンバーを一新した坂道AKBで「国境のない時代」(AKB48『ジャーバージャ』Type E収録)を発表している。
AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46、それぞれのファンは必ずしも重なりあっているわけではなく、坂道AKBの発表の度に批判的な意見が挙がっていたのは事実だ。しかし、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)など、音楽番組で披露されるとSNSを中心に大きな反響があるのも事実で、特に普段アイドルシーンに関心の薄い層にとっては、かつての「サイレントマジョリティー」同様、インパクト大のドリームチームに映ることだろう。