DA PUMP×氣志團、『FNS歌謡祭』でコラボ 音楽面とスタンスにおける2組の共通点を考察
本日12月5日放送の『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、DA PUMPと氣志團がコラボする。事前番組によると、ISSAを除くメンバー6人と氣志團がともにパフォーマンスを行なうという。そこで、DA PUMPをはじめダンスボーカルグループに造詣が深く、今回のパフォーマンスも楽しみにしているというライターの古知屋ジュン氏に注目ポイントや共通点を聞いた。
「DA PUMPは1996年結成、1997年デビュー、氣志團は1997年結成、2002年メジャーデビュー。氣志團はインディーズ時代から人気があったので、ほぼ同じ時代を駆け抜けてきたと言って良いでしょう。同じイベントに出たり、氣志團が『氣志團万博』や『WADA fes』で「U.S.A.」をマッシュアップした「O.N.C. 〜One Night Carnival 2018〜」を披露したことはありますが、コラボパフォーマンスをするのはおそらく初めて。「O.N.C. 」は今年のフェスの鉄板ネタになっているようです」
古知屋氏は2組の親和性の高さについて、綾小路翔によるDJ OZMAの例も挙げながら以下のように解説する。
「当初、綾小路さんが氣志團として全員で踊ることを提案したところ、メンバーが嫌がったことで生まれたのがDJ OZMAだと言います。氣志團としてもバックダンサーとして微熱DANJIを従えていたり、「One Night Carnival」のような振り付きの曲もありますが、綾小路さんは以前からダンスパフォーマンスになみなみならぬ意欲があったのだと思います。また、DJ OZMAとして「Spiderman」というヒット曲をカバーしてリリースしていたり、DA PUMPの「U.S.A.」のようなユーロビートも音楽的ルーツの一つと言えるでしょう。実際、ユーロビートを参考にして曲を作ったことがある、とも発言しています。そのため、氣志團とDA PUMPはサウンド、パフォーマンスの両面で親和性が高いと感じています。今回は本人たちにとっても嬉しいコラボなのでは。ファンからも来年の『氣志團万博』にDA PUMPが出てほしい、氣志團の「O.N.C. 」を聴いてDA PUMPにハマっている、という声があります。また、『氣志團万博』に行っていたDA PUMPのファンからも「O.N.C. 」での氣志團の完璧なパフォーマンスを賞賛する意見が出ていました。今回のコラボの後も良い相乗効果が期待できそうな気がしています」