『SUPER JUNIOR-D&E JAPAN TOUR 2018~STYLE~』武道館公演レポ

SUPER JUNIOR-D&E、3年ぶりの日本ツアー完遂 日本武道館でエルフに見せた復帰後の集大成

 1年前から準備してきたというSUPER JUNIOR-D&Eの日本ツアーが、11月9日の日本武道館公演を持って終了した。今回はメンバーであるドンヘとウニョクが活動休止を終えてから初の日本ツアー。音楽の世界へ戻ってきた彼らは、7カ月連続音源リリースやアルバムのリリース、それに伴うリリースイベントなど精力的に活動を行っていた。約3年ぶりの日本ツアーはその集大成といえるだろう。

 計19公演を走り抜けた最終日、日本武道館は多くのファン「ELF(エルフ)」たちで埋め尽くされていた。それぞれがグッズのTシャツなどに身を包み、タオルを首にかけ、手にはペンライトを持ち……思い思いの姿で2人の登場を心待ちにしていた。

 開演時間で会場が暗転すると、武道館の中はSUPER JUNIORの公式カラー「パールサファイアブルー」の明かりで埋め尽くされた。青い海のように広がる光の中から、ステージに貼られたスクリーンの奥から2つのシルエットが浮かび上がってくると、会場からは大きな歓声が上がった。

 オープニングから「Here We Are」、「Polygraph」、「Hot Babe」の3曲を立て続けに披露。3曲目が終わった後、次の曲へ入る間奏で、ドンヘが「みなさん会いたかったですか? 僕たちも会いたかったです!」というと、ファンは大きな歓声で答えた。

 引き続き「You don’t go」「Circus」をパフォーマンス。「Circus」では曲のタイトル通り、サーカスをイメージしたステージを披露。メインステージから伸びる短い花道と、小さなサブステージに2人が立つと、ファンとの距離は一層近くなる。武道館のアリーナに、サブステージを作ったことは、少しでもファンの近くに行きたいという彼らの気持ちを感じた。

関連記事