嵐、NEWS、キスマイ、キンプリ……『ウルトラFES』ジャニーズグループの注目ポイント総ざらい

 9月17日12時より放送される『ミュージックステーション ウルトラFES 2018』(テレビ朝日系)に、V6、嵐、KAT-TUN、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King & Prince、そして東山紀之と総勢50名以上のジャニーズJr.が出演。珠玉のダンスソングで『ウルトラFES』を盛り上げる。ジャニーズ『カウントダウンライブ』に迫る勢いの出演者数に、自ずと期待が高まる。そこで今回はオンエアに先立ち、各グループの見どころを駆け足でピックアップしていく。

全員がバク転のできるV6の底力

 「ジャニーズを知りたければ、一度はV6のライブを見るべし」と言われるほど、彼らのパフォーマンスには定評がある。『学校へ行こう』(TBS系)を踏襲した『V6の愛なんだ』(TBS系)が2年連続で放送されるなど、バラエティ番組では学生たちの青春を見守る“やさしいお兄さんたち“といった印象の強い6人。だが、ライブスイッチが入ったときの鋭い眼差し、ユニークな声色を持つカミセン(森田剛、三宅健、岡田准一)の歌声に、安定感のある歌唱力を持つトニセン(坂本昌行、井ノ原快彦、長野博)の歌声が包み込むハーモニー、そして全員がバク転もできる身体能力は、一見の価値あり。

アイデアを形にする、表現者集団・嵐

 嵐は、松本潤を中心にメンバーが、構成や照明、特効などの演出も手がけていることで有名だ。ライブの舞台裏に密着した映像では、多忙を極めるメンバーがそれぞれアイデアを持ち寄っている様子を確認することができる。毎日のようにテレビで見かける嵐は、いい意味で肩の力が抜けた姿や、グループ愛が垣間見えるやりとりが微笑ましいが、ライブにおける彼らは惚れ惚れするほど策士だ。特に今回、ダンサブルな楽曲が披露されるとなれば、大野智のキレがありながら柔らかで色っぽいダンスも見られるはず。きっと多くの視聴者が、そのギャップに驚くのではないかと思うと、ワクワクする。

充電完了、唯一無二のKAT-TUNイズム

 「いくぞ、お前ら!」ジャニーズアイドル多しといえども、これほど俺様オーラを放つことができるのはKAT-TUNだけだ。その威勢のいい口調が空回りに終わらないのは、彼らが中身のある男たちだからこそ。何をしていても華があるセックスシンボル亀梨和也。強靭な肉体と体育会系の根性にときどき見せるツンデレの可愛さがずるい上田竜也。そして、ふだんは飄々としていながらライブでは雄々しいヒューマンビートボックスや爽やかな歌声を披露する中丸雄一と、充電期間を経て、より一層彼らが見せたいものが明確になった。オラオラと煽りまくるライブに、「KAT-TUNはこうでなくちゃ」と嬉しくなる。

楽曲の世界観に引き込むNEWSのエモさ

 幻想的な島へと誘う『NEVERLAND』、メンバーと共に宇宙旅行へと旅立つ『EPCOTIA』と、近年コンセプチュアルなアルバムをリリースしているNEWSは、歌の持つ世界観を目の前に創り上げ、観客を引き込むプロフェッショルだ。小説家として躍進する加藤シゲアキ、衣装デザインを手がける増田貴久、Jr.時代から独自にボイトレを重ねてきた手越祐也、そして個性の強いメンバーをまとめる小山慶一郎。そんなNEWSに惚れ込んだ制作スタッフとの信頼関係も強く、彼らの“今”に寄り添った名曲が多いのも、聞く者の心を撃ち抜くポイント。感情揺さぶるアンセムが多く、一緒に口ずさみたくなる。

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