草なぎ剛、7月9日に迎えた44歳の誕生日 いつまでも変わることない天真爛漫で自然体な姿

 そんなフランクな草なぎだからこそ、市原も自分の意見をまっすぐ伝えることができているようだった。バイクを運転するときに道を見るかの話になると「あだち? すだち?」(草なぎ)、「轍(わだち)です」(市原)と遠慮なくツッコむシーンに自然と頬が緩む。また、美味しい料理にすっかりビール気分になってしまった草なぎが「今度、帰りは(バイクを)レッカーしてもらおうよ」と提案して、市原に「帰るまでがツーリングですから!」と笑い合う姿も微笑ましい。そんな2人のやりとりに“叱られる43歳(もうすぐ44歳)”というテロップが入るのも、スタッフが無邪気な草なぎを愛でているのが伝わってきた。

 草なぎは、現代のピーターパンなのだろう。年齢を重ねても、決して凝り固まった大人にはならない。彼が魅せてくれるエンターテインメントは、ネバーランドのようにちょっと不思議でワクワクとドキドキが待っている。その遊び場の地図も、きっとこれからさらに更新されていくのだろう。44歳が、草なぎにとって楽しい1年間となるように。自由に遊べる空間が、より広がっていくことを願っている。

(文=佐藤結衣)

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