ドリカム×USJ、HiGH&LOW THE LAND、カラオケ観覧車…音楽とテーマパークのコラボが進化中

 8月に入り、休暇を楽しんでいる人も多いだろう。そんな中、各テーマパークでは音楽とコラボレーションした企画が夏休みの目玉の一つになっているようだ。

楽曲も一体となったアトラクション、ドリカム×USJ

「UNIVERSAL STUDIOS JAPAN® "DREAM PROJECT 2017"」

 過去にLittle Glee MonsterやAKB48グループとコラボしてきたユニバーサル・スタジオ・ジャパン。今年はDREAMS COME TRUEと、2007年以来約10年ぶりにコラボする。宇宙空間の旅を楽しめるアトラクション、スペース・ファンタジー・ザ・ライドは、6月30日からスペース・ファンタジー・ザ・ライド with DREAMS COME TRUEとして登場。同アトラクションでは「大阪LOVER」の続編で書き下ろし曲「あなたと同じ空の下」をBGMにしており、キャラクター化したDREAMS COME TRUEの2人も現れる、というファンには堪らないコラボになっている。さらにBGMを選んでコースターを楽しめるハリウッド・ドリーム・ザ・ライドでは、ライド誕生時の2007年に書き下ろされた「大阪LOVER~special edition for USJ~」が期間限定で復活。10年という時の流れを感じながら、アトラクションを堪能してほしい。

“ハイロー”ワールドを疑似体験、HiGH&LOW THE LAND/THE MUSEUM

 よみうりランドでは9月10日までの期間限定で、『HiGH&LOW』シリーズと大規模なコラボを開催。HiGH&LOW THE MUSEUMでは作品のセットを再現したり、衣装や小道具を展示しており、“ハイロー”ワールドへ没入できる取り組みになっている。一方、作品に登場する山王商店街の夏祭りをイメージしたというHiGH&LOW THE LANDでは、コラボフードの販売やショートムービーの上映など、体験型の取り組みが多く見られる。また、アトラクションとのコラボも見逃せない。大観覧車では山王連合会メンバーによるラジオコントが楽しめるほか、人気の高いジェットコースター・バンデットでは、山王連合会のテーマ曲「Do Or Die」も聴くことができる。園内には出演者のサインもあり、随所まで“ハイロー”の世界観を楽しめる仕上がりとなっている。

景色も歌も楽しめる、カラオケ観覧車

 東京ドームシティでは8月1日からJOYSOUNDとタッグを組み、大観覧車ビッグ・オーでカラオケができる「カラオケ観覧車」をスタート。4人乗りのゴンドラで楽しめるのは星野源「恋」、SMAP「世界に一つだけの花」などカラオケ定番曲から、ドームシティでヒーローショーを行なう『宇宙戦隊キュウレンジャー』の「LUCKYSTAR」「キュータマダンシング!」といったテーマパークならではの楽曲まで実に様々だ。観覧車のゴンドラ内にカラオケを設置するという取り組みは、常設としては世界初となるという。カップル2人でしっとりしたバラードを歌っても、友達同士で盛り上がる楽曲を歌っても楽しめそうだ。

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