キスマイ 藤ヶ谷太輔が重んじる人間関係の礼儀 ジャニーズ内で感じる意識の世代差とは?

 しかし、基本的な礼儀はやっぱり大事というのが藤ヶ谷の主張。「マリ(Sexy Zoneマリウス葉)とタメ口なのは、こっちからお願いしたの。タメ口で全然いいから話そうって。挨拶のときはしっかりするとかメリハリあるの、マリは」親しき仲にも礼儀あり。締めるところは締めて、誠実な人間関係を築くことこそ、藤ヶ谷の美学なのだろう。その男気は、ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)で共演している高嶋政宏に「(藤ヶ谷は)人格者。悟りをひらいてる感じ」と言わしめるほど。先輩を立て、後輩を導き、頼り甲斐がある一方で、ちょっと不器用。そんな“昭和男子”な藤ヶ谷は、平成の今あらためて魅力的に映るのではないか。

(文=佐藤結衣)

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