メジャーデビューDVDシングル『†ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド†』インタビュー
虹のコンキスタドールが語る、グループの個性とメジャーでの展望「アイドルと二次元繋ぐ架け橋に」
「かりんちゃん(的場)はダンスがすごい」(根本凪)
--ちなみに「メンバーのここがすごい!」というところってどういうところだと思いますか?
的場:ののたはレスがすごいんです。ライブ中のお客さんへの指差しとか。
奥村:意識してますね。広い会場でも「あのファンの人はここにいるんだ」って。もともとアイドルが好きなので、ファンの方の気持ちが分かるんです。武道館でライブをしたとしても、ファンの方を客席に探したいなって思ってます。
根本:ダンスリーダーのかりんちゃん(的場)はダンスがすごいです。あかりん(中村)もすごいけど。ほんとに極めてるんです。見て圧倒されてほしいです。
奥村:もえちゃん(鶴見)も動きがすごいです。きめ細やかというか、一つひとつが「鶴見萌」っていうジャンルの動きなんですよ。指先とかすごいこだわってて。注目してほしいです。
的場:「大キライでした。」という曲のサビの指差しの時の指の角度がちょっと余韻を残した感じで。
大和:わかる!
鶴見:初めて言われたー(笑)
中村:虹コンってダンスにしても歌にしても被ってる子がいなくて。特徴があって、バラバラで。面白いグループだなと思います。
「アニサマに出たいです」(中村朱里)
--では最後に。将来的にはそれぞれどういう夢がありますか?
的場:虹コンは「虹」と「二次元」をかけているところがあって。アイドルと二次元の分野を繋ぐ架け橋になれるようにっていう思いが込められてるんです。なので虹コンでアニメを作りたい。イラストレーターチ-ムがキャラデザをやって、声優チームが声優をやって、その公式コスプレイヤーをコスプレチームがやって、振り付けチームが振り付け をやる、みたいに、全部をグループでやれたらなって思います。
中村:アニサマ(『Animelo Summer Live』。世界最大のアニソンライブイベント)に出たいです。そのためにはアニメの主題歌をやらないと難しいので、やりたいですね。
的場:アイドルとしてもどんどん大きくなっていきたいので、将来的には武道館とかドームとかアリーナとかおっきいステージでライブをしたいんですけど、その通過点としてZeppツアーをやりたいなって。全国に虹コン大好きマンを作って、段階を踏んで成長していけたらなと思います。
奥村:私、特撮ヒロインになりたくて。『特命戦隊ゴーバスターズ』から好きになって、憧れてます。アクションをしたいですね。あかりんは声優チームだからプリキュアの声優をやって、私は仮面ライダーをやって、日曜朝8時のテレ朝のあの枠を制覇できたら最高ですね!
大和:私は、一時期ほんとに仮面ライダーになりたくて、バク転教室に通ったりしたこともあります。バク転は1回だけ成功しました(笑)。
根本:私は今、グラビアをやらせて頂いています。でもグラビアができるアイドルってたくさんいるんですよね。ただ私は絵を描いたり歌を歌ったりすることも好きなので、その2つとグラビアをかけあわせて、何か新しいカルチャーを作って、その教祖になりたいです。
大塚:私は街を作りたい。高層ビルとか工場が建ってるところとかって、無音の精神的暴力を感じるんです。「敵わないんだぜ」ってすごく言ってきてる気がして。そういうものに絶対に負けたくないって思ってて。なので例えば高層ビルや工場に、デザインとか絵を描いちゃったりして、自分のものにしたいです。
鶴見:海外のイベントにたくさん出たいですね。シンガポールの『アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)』に出させて頂いたんですけど。今度はメインステージに出たいなって。あと『Japan Expo』にも出たいです。
陶山:これからメジャーデビューをして、今まで見たことのない景色を、もっともっと見つけたいです。
(取材・文=岡島紳士/写真=三橋優美子)