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アンソロジー・アルバム『Archives #1』インタビュー

長澤知之が語る、“アーティスト”としての理想の姿 「数ではなく、記憶の質にこだわっている」

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「長く聴いてもらえるようなものにしたかった」

――今回の『Archives #1』が2枚組34曲というなかなかボリューミーなものになった理由は?

長澤:長いですよね(笑)。

――ぶっ通しで聴くには(笑)。

長澤:どうしても曲を削れなかったんですよ。ただ、自分の考え方としては1回で聴いてもらうものにしたかったというより、長く聴いてもらえるようなものにしたかったんです。半日おいてでもいいし、半年おいてでもいいから、長く聴き続けてほしいなって。ストリーミングとかじゃなくても、こうして手元にかたちのある音源があることで、そうやって自由に聴いてもらえればいいなって。

――シングル曲であったり、今は入手しにくい曲であったり、ライブでよくやっている曲であったり、今回の選曲の基準はいろいろあったと思うんですけど、もう少し詳しくその「削れなかった」理由について教えてください。

長澤:10年以上やってきて、実はフルアルバムって2枚しかないんですよ。

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――言われてみればそうですよね。

長澤:ミニアルバムが6作あるんですよね。で、それぞれのミニアルバムにわりと強いテーマというか色があって。だから、そこから普通にリード曲とかを選んでいくと、パンチが強い曲ばかりになってしまう。聴いてると、ずっとパンチを受けてるみたいになってしまう(笑)。だったら、今回の作品にはそういう曲の隣にひっそりとたたずんでいた曲を持ってきたほうがいいだろうなとか、同じようなテンポの曲が続くんじゃなくて、ちゃんと1枚の作品として聴けるように並べたいなとか。そういうことをやっているうちに、1枚のCDにはとても収まらなくなってきて。

――「一人でホワイト・アルバムを作る」という意味では、遂にこれで初めて2枚組を作ったということにもなった(笑)。

長澤:そうですね(笑)。昨年10周年ということでいろいろと祝っていただいたんですけど、自分自身としてはあまりピンとこなかったんですね。でも、周りへの感謝の気持ちっていうのはとてもあって。こうやって作品にして一つにまとめてみるのもいいかなと思って。

――『Archives #1』とあるように、これからも#2、#3と続いていく。

長澤:そうなるといいですね。

――ALも、ちゃんと続いてるんですよね?

長澤:はい。いろいろありますが、楽しめています(笑)。なんか、最近はメンバーでずっと飲み歩いてる感じなんですけど(笑)。

――やっぱりバンドはめんどくさい?

長澤:そうですね(笑)。(小山田)壮平にも「ALだけじゃなくてソロもやれば?」って言ってるんですけど、本人は全然その気がないみたいで。

――そっちの新作も楽しみにしてます(笑)。

長澤:はい(笑)。

(取材・文=宇野維正/撮影=杉田 真)

■『Nagasawa Tomoyuki Band Tour ‘Kumo No Ito’ 2017』ツアーご招待

<公演情報>
2017年4月18日(火)大阪府 BIGCAT
2017年4月20日(木)福岡県 DRUM Be-1
2017年4月24日(月)東京都 LIQUIDROOM
※各公演、開場18:00/開演19:00

<申し込み方法>
リアルサウンドの公式Twitterをフォローのうえ、下記URLより「お名前」「メールアドレス」をご記入頂き、「お問い合わせ内容」に【『長澤知之ツアー(●●公演)希望】、【@●●(あなたのTwitterID)】と書いて送信してください。抽選で、各公演2組4名様をご招待いたします。

※大阪公演、福岡公演、東京公演の中から一公演をお選びください。
※当選者のみ、各公演の5日前までにメールをお送りいたします。
※ライブ会場には、当選メールとご氏名が明記されている身分証をご持参頂き、関係者受付にお越しください。チケット実券は発行いたしません。
※個人情報につきましては、メール送信以外には使用いたしません。

<応募締切>
大阪公演:4月11日(火)中
福岡公演:4月13日(木)中
東京公演:4月17日(月)中

応募フォームはこちら
リアルサウンド公式Twitter

■リリース情報
『Archives #1』
発売:4月12日(水)
価格:¥3,056(+税)
<収録内容>
DISC1
1.あんまり素敵じゃない世界
2.フラッシュバック瞬き
3.夢先案内人
4.バベル
5.センチメンタルフリーク
6.スーパーマーケット・ブルース
7.STOP THE MUSIC
8.バニラ(2014 Acoustic)
9.MEDAMAYAKI
10.誰より愛を込めて
11.消防車
12.R.I.P.(新曲)
13.マンドラゴラの花
14.犬の瞳
15.享楽列車(2014 Live)
16.三年間
17.蜘蛛の糸(新曲)

DISC 2
1.P.S.S.O.S.
2.THE ROLE
3.JUNKLIFE
4.狼青年
5.片思い
6.零
7.RED
8.ねぇ、アリス
9.風を待つカーテン(2007 Demo)
10.EXISTAR
11.スリーフィンガー
12.茜ヶ空
13.明日のラストナイト
14.はぐれ雲けもの道ひとり旅
15.回送
16.ベテルギウス
17.僕らの輝き

公式ウェブサイト
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