SUPER★DRAGON 毅・彪馬・楽がみせる素顔と理想「自分たちだけの魅力を出していきたい」

SUPER★DRAGON毅・彪馬・楽がみせる素顔と理想

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「日本と言えばSUPER★DRAGONと思ってもらえるようになりたい」(楽)

ーー(笑)。それにしても、みなさんはSUPER★DARGONとしての活動もあって、学業もあって、この2つの両立はどうやってこなしているんですか?

毅:その辺りはもう、(SUPER★DRAGONとしての活動を続けながら先日高校受験に合格した)颯を見ていると本当にすごいと思います。自分には出来ないことをやっていて、本当に尊敬しますね。努力の天才というか、ああいう姿を見せられると本当に刺激を受けます。

彪馬:颯くんとは(受験直前だった)『ライブB♪』(TBS系)の収録で久々に一緒になって、そのときに「頑張ってね」という気持ちを込めて何か渡したいと思ったら、何も持っていなかったんです。それで、付けていた指輪を渡しました。そうしたら、颯くんがそのことについて書いたブログを読んだファンの人たちの間で「プロポーズしてるの?」という話になってたみたいで(笑)。

全員:はははは!

彪馬:まぁ、毅くんがあげていた昆布の方がもっと意味が分からないんですけどね。

毅:(笑)。(電車マニアの)壮吾も時刻表をあげたりと、みんな何かを渡していたんですよ。「じゃあ俺はどうしよう?」と思ったときに、そこにあったおつまみ昆布をあげました(笑)。でも、颯が書いていたブログの感じだと、大きな昆布を渡したみたいに見えるんですよね(笑)。

ーー(笑)。みなさん自身も学業との両立は大変じゃないですか?

毅:超特急のコーイチくんとご飯に行ったときも勉強の話をしました。コーイチくんは大学受験も経験しているし、身近にそういう先輩がいるのは本当にすごいと思いますね。

ーーすごいと思える人が努力を怠らない姿を見るのは、とてもいい刺激になりますよね。3人が特に尊敬する先輩というと?

毅:僕はDISH//の(北村)匠海くんと超特急のコーイチくんですね。個人的に連絡をしたり、ご飯に連れて行ってもらうこともありますし、匠海くんとは服の趣味が合うのでその話をします。この2月に出た超特急のツアーDVD『BULLET TRAIN LIVE TOUR2016 Synchronism』を観ても、僕が見る限り、ダンス&ボーカル・ユニットであそこまで個性豊かな声を出せる人ってあまりいないんじゃないかと思うんです。目指すアーティスト像もすごく考えていて、そういうところも尊敬しています。DISH//の匠海くんに関しては、俳優としてもあそこまで活躍していて、DISH//ではギターも演奏していて、日比谷野外大音楽堂では55曲のメドレーをしていて。化け物だと思うんです。ステージに立つ人間として尊敬するし、元旦の日本武道館のライブでも、歌がさらにすごくなっていて、努力家でもある。こんなにすごい先輩の背中を近くで観られるのは、本当に恵まれたことだと思います。

彪馬:僕は超特急のカイくんのダンスや、周りを見る観察力をとても参考にさせてもらっています。去年の『EBiDAN THE LIVE 2016』で(エイプリルフール企画から生まれた特別合同ユニットの)“超☆龍☆特急GT”として超特急さんと共演させていただいたときに、カイくんはダンスで引っ張ってくださって。16人いても、誰かがダンスを間違えていたら、それもちゃんと見てくれるんですよ。自分のパートだけでも大変なのに、人のところまで見てくれるのが本当にすごいと思ったし、自分もいつかそういうことができるようになりたいと思ったんです。

楽:僕はDISH//の匠海くんと超特急のタクヤくん。タクヤくんはファッションが好きで、超☆龍☆特急GTで共演をさせてもらったときもすごく優しくしてくれました。それで僕もそうなりたいと思ったんです。匠海くんは映画にも沢山出ていて、僕は『陽だまりの彼女』(松本潤/上野樹里主演の13年の映画)でも一緒になったんですけど、DISH//をやりながらも俳優業をやっていて、本当にすごいと思います。

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ーー結成から1年が経って、デビュー・アルバム『1st Impact』もリリースして、自分たちが目指すアーティスト像、将来像のようなものも見えてきていますか?

毅: SUPER★DRAGONの名前をもっと沢山の人に知ってもらえるように頑張っていきたい、というのはもちろんですし、メンバーみんながソロでも活躍して、帰ってきたときにはダンス&ボーカル・ユニットとして力が見せられるような、そんなグループになっていけたら嬉しいです。今日話していてもそうですけど、メンバーは性格も個性も色々なので、そんな自分たちだけの魅力を出していけたらいいなと思っていますね。

楽:僕も日本と言えばSUPER★DRAGONと思ってもらえるようになりたいし、自分自身も色んなドラマや映画に出てみたいです。

ーーSUPER★DRAGONの曲にはダブステップやヘヴィロックを基調に様々な要素が入っていて、ダンス&ボーカル・グループはもちろんのこと、バンドともクラブ・ミュージックのアーティストとも競演できそうな雰囲気があります。

毅:でも、それぞれのシーンのスペシャリストの方たちが沢山いるわけですから、まずはそういう人たちにも認められるようにならなければいけないんだと思います。そのためには、楽曲だけでなく自分たちのパフォーマンスに対する努力が必要で、これからひとりひとりが音楽に向き合って、もっと成長していく必要がありますね。

ーーそれぞれのジャンルの本格的なファンにも認められて、同時にポップ・シーンでも人気のグループになれたら、それがSUPER★DRAGONにとっての理想的なゴールになるのかもしれないですね。

毅:たとえば、メタル・ファンにも、ロック好きにも、アイドルが好きな人にも支持されているという意味で、BABYMETALさんにはその要素があると思うんです。僕らもそうやって色んな人に認めてもらえるようなグループになれるように、頑張っていきたいです。

(取材・文=杉山仁/写真=竹内洋平)

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