the GazettE、初のハロウィンライブが生み出した熱狂 RUKI「楽しいねえ。毎年やりたいね!」
the GazettEが、10月28日にZepp Tokyoで自身初のハロウィンイベント『HERESY LIMITED THE DARK HALLOWEEN NIGHT [-SPOOKY BOX-]』を行なった。
同ライブは、ファンクラブ『HERESY』限定の公演ということもあり、アットホームな雰囲気の中、バンドもファンも仮装姿で和やかにかつ激しく盛り上がった。
ライブは戒(Dr.)のドラムロールが打ち鳴らされた「INSIDE BEAST」で幕を開けると、ステージ上にはそれぞれ豪華に仮装したメンバーが姿をあらわし、客席からは大歓声が。RUKI(Vo.)がステッキを振り回しながら歌うなか、REITA(Ba.)のベースソロから「MY DEVIL ON THE BED」へ。「VENOMOUS SPIDER'S WEB」では観客全体が頭を振り回すが、この日は仮装したファンが多いので、その髪色も色とりどり。
RUKIがMCで「HAPPY HELLOWEEN! ハロウィン楽しんでる? 僕ら初めてなんで、めっちゃ楽しんでます。なのでそんな僕らの楽しさが伝わればいいなと思います。いっしょに暴れてくれますか?」と叫び、「Red」で会場を真っ赤に染めたと思いきや、「かかってこいやー!」と攻撃的なモードになった「GABRIEL ON THE GALLOWS」、ステージの後ろに松明が灯った「ガンジスに紅い薔薇」と続けて演奏。麗(Gt.)の叙情的なギターリフから始まる「BURIAL APPLICANT」、葵(Gt.)のセクシーなカッティングが光る「DISTRESS AND COMA」と披露し、RUKIがお立ち台の上で七色に怪しく照らされた「13STAIRS[-]1」で前半を終えた。
MCでRUKIが「ハロウィンとは程遠いバンドだから、どんな格好をしようか迷いまして」と困惑した様子で話すと、客席からは「可愛いー!」という黄色い歓声が。これにRUKIは「スタンディングだからコスプレする人少なかろうと思ったけど結構いるね。お似合いですよ」と投げかけるなど、和気藹々とやりとりを繰り広げるのもこの日ならでは。その後はメンバーが縦横無尽にステージを駆け巡った「ヘドロ」、「HESITATING MEANS DEATH」と続き、RUKIが「まだまだ休むんじゃねーぞ! お前らの声もっと聞かせてくれるか!」と叫ぶと「UGLY」をパフォーマンスした。