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宗像明将のチャート一刀両断!

EXILE THE SECOND、国境越えたダンス・ミュージックを「翻訳」? 新シングルの本質に迫る

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参考:2016年7月11日~2016年7月17日のCDシングル週間ランキング(2016年7月25日付)(ORICON STYLE)

 2016年7月25日付の週間CDシングルランキングを1位から10位まで聴いた中で、特に耳に残ったのは2位のEXILE THE SECONDの「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」でした。このチャート連載では以前にもEXILE ATSUSHI + AIの「No more」を取り上げるなど(参考:EXILE ATSUSHI+AIがメインストリームで体現する、ブラックミュージック直系の歌唱力)、EXILEファミリーのサウンド・プロダクションやボーカルのレベルの高さに注目してきましたが、EXILE THE SECONDの「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」もまさにそうした楽曲のひとつです。

 2012年に結成、デビューしたEXILE THE SECONDの3年ぶりのシングルが『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』。EXILE THE SECONDは、EXILEの橘ケンチ、黒木啓司、EXILE TETSUYA、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHIから構成されている5人組です。『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』を皮切りにして、三部作がリリースされることもアナウンスされています。

 「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」は強烈な昂揚感をもたらす楽曲。ジャケットを見るとR&B路線のようですが、トラックにはEDMにおけるドロップのようなパートもあり、カリブっぽいパーカッションも鳴るなど、非常に凝ったサウンドです。そして、EXILE THE SECONDのボーカルの男っぽさを引き出すサウンドであることも見逃せません。

 作家陣のクレジットを見ればそれも納得で、作曲はErik LidbomとCommand Freaks。Erik Lidbomは、EXILE関連はもちろんのこと、嵐などのジャニーズ関連でもおなじみのスウェーデンのソングライター、プロデューサーです。スウェーデンの出版社・Hitfire Productionを主宰し、日本のSoundgraphicsの契約作家でもあるErik Lidbomは、関わった楽曲が日本で多数ヒットしています。J-POPにおける海外作家の起用については、「KAT-TUN現体制は、ヴォーカルグループとして魅力的だーー新作収録曲を徹底分析」でも言及しましたが、そうした近年のJ-POPのメインストリームにおける作家システムが生み出した隠れたスターのひとりがErik Lidbomです。

 もう一組の作曲家であり、編曲も担当しているCommand Freaksは、KAT-TUNなどへの楽曲提供でも知られる作家で、韓国の出版社・Iconic Soundsに所属しています。Facebookでは、Command FreaksのSung Chan Annが、EXILE THE SECONDの『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』のCDの写真とともに「I’m so happy~!!!! 」と投稿していました。海外作家が日本でのリリースやヒットをFacebookで喜ぶ光景は、前述の記事でも書いた通り、KAT-TUNの「TRAGEDY」のリリース時にも見られた光景です。

      

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