KAT-TUN上田、NEWS増田、関ジャニ安田、キスマイ宮田……彼らの“隠れた魅力”を再評価

関ジャニ∞・安田章大

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(C)タナカケンイチ

 映画にドラマ、バラエティ、情報番組などで活躍を見せる関ジャニ∞。メンバーの中では村上信五、横山裕、大倉忠義、錦戸亮を目にする機会が多いが、コンサートでの安田の声援の大きさには驚く。安田は、歌、ハモり、ダンス、運動神経、温厚な性格、アイドルらしさなど非常にマルチな才能を持っているが、個人的に一番注目したいのは音楽制作に関するスキルの高さだ。各方面から称賛されるギタースキルもさることながら、作詞作曲でも才能を発揮している。ファンからも人気の高い関ジャニ∞の楽曲「All is well」「Dye D?」「Your WURLITZER」「Eightopop!!!!!!!」や、最新アルバム『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』の収録曲「バリンタン」などの制作に携わっている。今後ジャニーズグループに楽曲を提供してみたいとも公言している安田。彼が作詞作曲した楽曲を他のグループはどう歌うのか。ぜひ実現してもらいたいものである。

Kis-My-Ft2・宮田俊哉

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(C)タナカケンイチ

 メンバーの玉森裕太や藤ヶ谷太輔がドラマや映画などで“正統派ジャニーズ”として活躍する一方、自分たちを“ブサイク”と称した冠番組や『舞祭組』という派生ユニット結成など、これまでのジャニーズグループとは一線を画した活躍を見せるKis-My-Ft2。なかでも、他のメンバーとのキャラクターの差別化ができているのは、宮田俊哉だ。“アイドルなのにオタク”というキャラクターを堂々と公表している宮田は、Kis-My-Ft2を正統派アイドルとしてだけに留めないバランサーとしての役割を担っているように感じる。それを証拠づけるかのように、メンバーからの信頼と“宮田愛”はとても強い。例えば、ラジオ番組では宮田が現場にいないにも関わらず、宮田の話をし続けることが珍しくない。グループに新たな風を取り入れながら陰でグループを引っ張る存在として、今後さらに多方面で活躍してほしい。

 この4名以外にも、Sexy Zone・松島聡やA.B.C-Z・五関晃一、ジャニーズWEST・濱田崇裕など、若手の中にもまだ発掘されていない魅力を持つメンバーがいる。2016年は、彼らのようなジャニーズメンバーの隠れた魅力に多くの人が気付いてくれることを祈る。

(文=高橋梓)

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