1stアルバム『Colorful Monster』リリースインタビュー
Little Glee Monsterが目指す、ボーカルグループとしての夢「学生のうちに武道館で歌いたい」
今の6人は「きょうだい」
──それにしても、本当にカラフルなアルバムに仕上がりましたね。
芹奈:6人それぞれが違う個性を持っているし1人ひとりがリードを取れるので、歌えるジャンルの幅も日に日に広がっている気がして。そこもすごく面白いし、応援してくださってる皆さんも「こう来たか!」と楽しんでもらえると思うんです。
──昨年、YouTubeにそれぞれのソロ歌唱動画がアップされましたが、皆さんの選曲もジャンル、世代すべて違いましたもんね(参考:Little Glee Monsterが圧巻のスタジオ“生”ライブ ソロ歌唱から見える6人の個性とは?)。
芹奈:確かに(笑)。
──その6つの個性が集まってリトグリができてるんだと思うと、それってとても奇跡的なことだと思うんです。
manaka:本当にそうですよね。ここまでバランスがいい人たちが6人集まったのが不思議だなと、自分たちでも思うくらいで。普通に生活していたら交わらないであろう6人が、こうやって歌を通すと相性が良いという。
MAYU:不思議だね。
──皆さん、今はお互いどういう存在だと思いますか?
芹奈:これは迷わず……。
全員:「きょうだい」です!
manaka:わりとみんな男っぽいところがあって、サバサバしてるんですよ。性格は全然違うんですけど、みんな考え方がサバサバしてるから「きょうだい」っぽいというか。口ゲンカをしてもいちいち謝らないんですよ。自然と仲直りしてるじゃないですか、「きょうだい」って。あの感じに似てるんです。
──この人見知りの6人が、3年近い月日を経て絆を深めて「きょうだい」にまで成長したと。
芹奈:考えられなかったよね、最初の頃は。
みんなが学生のうちに武道館へ
──アルバムの新曲が加わったことで、ライブの見せ方も今までとは違ったやり方ができるんじゃないでしょうか。
全員:はい!
──そのライブですが、1年前と今を比べると急激に成長してるように思います。安定感が増したというか。
manaka:いやあ、嬉しいです。
──MCやお客さんの煽りもだいぶ板に付いてきましたし。
manaka:昔は「私たちがノせなきゃ!」って焦ってたんですけど、今はノッてないときはもっと歌を聴いてもらおうという余裕ができたし、逆にお客さんがすごく盛り上がってるときは「じゃあ私たちも盛り上がるよ!」みたいなことも考えられるようになりました。
芹奈:昨年秋の全国ツアーで学んだことが大きくて。1公演終わるごとに毎回反省会をしたんですけど、そこでお互いを高め合えたから成長できたのかなと思います。
manaka:みんな真面目なんですよ。しかも自分が考えてることが、実はみんなもそう思ってたりすることも多いので、話しやすいんですよね。
──じゃあ3月のZeppツアーでは、より進化したリトグリが観られそうですね。
manaka:ですね。東京公演は2DAYSなんで、頑張ります!
芹奈:もっと成長した私たちを見せられるようにね。
manaka:最初は3人重ならないと並べないぐらい狭い場所でライブしていたのが、今ではTOKYO DOME CITY HALLやZeppで歌えるようになって。「リトグリに興味を持ってくださる方がこんなにいてるんや」って改めて感じます。
アサヒ:あれで実感するよね。
かれん:前は見渡すこともできなかったし。
麻珠:「リトグリのライブに初めて来た人?」って聞くと、半分以上手が挙がるんです。興味を持ってくれてる方がこんなに増えたんだってビックリするよね。
──そして最終的には武道館で歌いたい、と。
芹奈:そうです!
MAYU:できればみんなが学生のうちにね。
manaka:皆さんに嬉しいお知らせができるように、毎日頑張っていきたいと思います!