でんぱ組.inc、楽屋で常時LINEトークの利点語る 古川未鈴「ログが残るのもいいですよね」

 バカリズムとマギーが司会を務める音楽番組『バズリズム』(日本テレビ系)の7月4日放送回に、でんぱ組.inc、井上苑子、吉田山田、東雲 DONG WOON from BEAST、空想委員会が出演した。

 同番組は、音楽シーンに口コミ(バズ)で広がる、最新の音楽や話題の楽曲を発信していく番組。番組放送と並行してTwitterと連動、出演者に関するツイートをまとめて表示し“今”バズっている音楽情報を閲覧できるほか、音楽ファンと親和性の高いSNSを情報源にしながら、ありとあらゆる“バズミュージック”を紹介する内容となっている。

 冒頭、トークコーナー「おしゃべりズム」にでんぱ組.incが登場すると、バカリズムは「僕の番組で、自分が書いた詞を歌ってくれたことがある」と以前から交流があることを語り、続けて「(夢眠)ねむさんは、僕がハマ・オカモト(OKAMOTO'S)くんたちとやってるグループLINEの中にいる」と明かすと、夢眠も「私も升野軍団です」と告白。これに対し、バカリズムは「若いアーティストを集めて偉そうにしているわけではない」と弁解し、メンバーの笑いを誘った。続けてバカリズムはでんぱ組.incに対し「正直、来てる感じはある?」と質問すると、最上もがは「代々木2DAYSも完売しましたけど、即完売というわけではないので…」と自虐気味に感想を述べた。その後、番組では視聴者から寄せられたキーワードをもとに彼女たちを分析。まずは「ひきこもり」というワードについて、夢眠が「お休みの日は外に出ない。日焼けが全員大嫌い」と語ると、古川未鈴も「野外ライブでも、出来れば雨が降って欲しい」とこれに同調した。

 続いて番組では「W.W.D 重い」というワードを紹介。彼女たちのブレイクポイントとなった楽曲「W.W.D」について古川は「自己紹介ソングのつもりだったけど、ヒャダインさんが書いてきた歌い出しが<いじめられ 部屋に引きこもってた ゲーセンだけが 私の居場所だった>でビックリした」と当時の心境を語ると、バカリズムは「歌うとき辛かった?」と彼女らに問いかけ、夢眠は「泣きながら歌っていました」と制作の裏側を語った。また、ここでヒャダイン(前山田健一)からコメントが到着。ヒャダインは同曲について「でんぱ組.incが自己紹介するのに、明るいのもおかしな話かなと思って。どん底の過去を一回バッと出すけど、マイナスからのスタートだからこそ舐めんなというメッセージを込めた」と楽曲制作の意図を明かした。続けてヒャダインはでんぱ組.incの印象について「全員暗いんですよね。楽屋もクソ静かだし。でもそれが魅力なので、打ち上げにも誰も来なくていい」とコメントすると、これを見たメンバーは「ヒャダインさんも死んだ魚のような目をしてるから」と反論した。

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