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Chapter lineはギターロック界にどんな足跡を残すか 初ワンマンで見せた3ピースのポテンシャル

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 3ピースのギターロックバンド・Chapter lineが、自身初となるワンマンライブを4月15日に下北沢SHELTERにて行い、疾走感のある爽快なパフォーマンスを披露した。

 同イベントは、1st ミニ・アルバム『夜が終わり』のリリースを記念するもので、SHELTERは彼らのライブを見届けようと集まったファンによって、入り口付近の階段まで人が連なるほどの満員に。結成からおよそ2年、バンドとしてのキャリアはそれほど長いわけではないが、若手ギターロックシーンではすでに注目株であることが伺える。

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 小浦和樹(Vo・G)、藤教順(B・Cho)、宮内沙弥(Dr・Cho)の3人がステージに登場すると、まずはスローテンポのインスト曲からスタート。重いビートが緊張感を煽る幕開けだ。そして会場が歓声に包まれるなか、ミニ・アルバムの表題曲である「夜が終わり」が披露される。3ピースという最小限の編成を活かしたタイトなプレイは、なるほど新人バンドとは思えない実力で、とくに紅一点である宮内のテクニカルなドラミングは目を引く。複雑かつ高速のビートは、ゼロ年代以降のギターロックの系譜を継ぐものだろう。藤の引き締まったベース・ラインとともに、小浦が紡ぐ叙情的なメロディ・ラインを引き立てている。「微かな光」「Wdm(ワドメール)」と続けたところで、小浦が「こんばんは、Chapter lineです!」と挨拶をすると、会場からは大きな拍手が起こった。

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 ライブ中盤では、ネガティブな感情を疾走するビートにまかせて吐き出した「虚無感」や小浦の陰りのある歌声が映える「ミライチガイ」、ラップのような歌い回しが印象的な「easy」などで、その表現力の幅広さを見せつける。MCで各メンバーが自己紹介をした後、四つ打ちロックの「you」では、熱いコール&レスポンスが起こり、会場が一体感に包まれていく。面白かったのは、小浦の提案で始まった「Chapter lineゲーム」というコーナー。小浦の「今日一番熱いライブをしているバンドは?」といったコールに対し、リスナーが「Chapter line!」と応えるというものだが、「かわいい女子ドラマーがいるバンドは?」という質問に対し、ベースの藤が「いや、うちのベースは……」と口ごもると、怒った宮内が自ら「Chapter line!」と叫び、会場が笑いに包まれる一幕もあった。音源だけを聴いているとクールな印象が際立つChapter lineだが、ライブではリスナーを巻き込むパフォーマンスも多く、気付けば彼らのペースで踊らされていることに気付く。

      

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