メジャーデビューシングル『Bye Bye My Days』リリースインタビュー
夢みるアドレセンスが語る、メジャーデビューの意味 「報告を受けたとき、感極まって泣いちゃった」
「歌詞も自分たちに当てはまるし、これを伝えられる人間になりたいと思った」(荻野)
――「Bye Bye My Days」のヴィデオ・クリップの監督は信藤三雄さん。どんな人かは知っていましたか?
山田朱莉:偉い人ってわかっても大好き! MVが公開されたときに「豪華スタッフ」ってニュースに書いてあって、監督ってすごい人なんだと知りました。
小林玲:あんなにすごい人に撮っていただいたのに、私たち「監督~!」とか言ってるし(笑)。
山田朱莉:服にバッヂが付いてたんですけど、うちは可愛いとテンション上っちゃうから「(高い声で)なんのバッヂつけてるの~?」って聞いたら、位置を指定するときにうちだけ「変な声の子、もうちょっと右」と言われて(笑)。
志田友美:朱莉が「(高い声で)監督~!」って言ったときはみんな冷や汗でした(笑)。初対面の人に必ずやるんで。
山田朱莉:優しい監督で良かったよね。玲は名前覚えてもらってなかったよね?
小林玲:最初は名前を呼んでもらってたから「覚えてくれたんだ」と思ったんですけど、一斉に並んだときに私だけ覚えててもらってなくて(笑)。その瞬間にみんなが違う名前を監督に教えたんです!(笑)
――信藤三雄さん、寛容ですね。
荻野可鈴:でも「可愛い、可愛い」って言ってくれました!
京佳:「綺麗な足だ」って。
小林玲:腰が痛いって、機材を運ぶ台車で監督が運ばれてましたね(笑)。
京佳:台車を押すスタッフさんが汗だくでした(笑)。
「人が増えました。巻き込みました!」(山田)
――「DATE COUNT FIVE」は、connieさんが作曲を、□□□の三浦康嗣さんが作詞・編曲を手掛けています。おふたりのことは知ってましたか?
全員:知りませんでした。
京佳:でも、私はTwitterでNegiccoさんをフォローしてるんですけど、Negiccoさんが「夢アドさんの歌、connieさんが作ったよ」ってツイートしてくださって。
山田朱莉:デモ曲を三浦さんが歌っててめっちゃ面白かった(笑)、ワン・オクターブ下で歌ってたんですよ。「DATE COUNT FIVE」のMVを撮ってるときも歌詞ができてなくて、やっと曲ができた感じだったんですよ。曲と言っても鍵盤で弾いてるメロディーだけで。
京佳:でも監督の方(OKBOY)が「Baby」だけは絶対入れたいって言ってくださって、とりあえず「Baby」っていう繰り返しは撮っておこうということになって。
小林玲:MVの企画から歌詞を決めてくださったって。
山田朱莉:MV先行の歌詞あとづけ、みたいな。
――それは珍しいですね。
山田朱莉:しかも全部iPhoneで撮って。現場に行ってびっくりしました、「どれがカメラかな?」と思ったらiPhoneしかなくて(笑)。でも画質が良すぎて、加工で画質を落としたりしてiPhoneらしくしたんですよ。すっぴんで家から来たまんまで、ジャケットの撮影もカラコンだけで。
小林玲:ジャケットもすっぴんだし、MVも超ナチュラルメイクだし、本当に思春期のありのままの私たち。
――そこまですっぴんで抵抗はなかったですか?
山田朱莉:いや、ちゃんとメイクしたヴァージョンも撮ってるんで。ずっとすっぴんだったら「えーっ!」って驚くけど(笑)。「DATE COUNT FIVE」は、女の子がデートに行くためにメイクをして、服も着替えて、髪の毛もやって、という過程のMVなんで。
――アーティスト写真を見ても一気にブラッシュアップした感じがします。そうやって環境が変化して不安はありませんでしたか?
小林玲:これがメジャーなんだなと思いました。
山田朱莉:人が増えました。巻き込みました! だからこそ期待に応えなくてはいけないなと。
志田友美:一気に気が引き締まりました。
――志田さん、コメントでもうひと押しを。
志田友美:……がんばるぞい!