ClariS、さよポニ、みみめめMIMI......”顔出しNG”アーティストまとめ

 近年、アニメーション映像のみを公開し、ファンの前には顔を出さないというスタイルで活動するアーティストが増えている。

 これまで、顔出しをしないアーティストといえば、ダフト・パンクやスリップノット、最近だとMAN WITH A MISSIONなど、ライブ活動を行うに適した隠し方をしているアーティストが多かったように思える。しかし、ここ数年では”ファンの前に姿を現さない”アーティストが増えているのだ。

 では、姿を見せないアーティストはどのようにしてファンにそのイメージを伝えていくのか? 

 ひとつの回答は”アニメーションを使ったアーティストイメージの補完”だ。イラストなどでキャラクター化したアーティストをイメージ写真やMVなどに使用し、徹底したプロモーションを続けることで、視聴者はその“イラスト上の人物”をアーティストとして応援していくという仕組みだ。

th_ClariS_3rdAl_m.jpg
6月4日にアルバム『PARTY TIME』をリリースするClariS。

 例えば6月4日にアルバム『PARTY TIME』をリリースするClariS。「現役女子高校生ユニット」である彼女たちは、先日そのキャラクターイメージを、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の制作チームが描いた”大人っぽい”ものへと変更し、成長に伴うビジュアルの変化を表している。また、2014年の年始には『New Year's Festival~始まりの予感~』というライブイベントを行い、ファンから「ついに姿を現すのでは」と期待されたが、ステージ上に現れたのはダンサーのみで、2人は暗幕の向こうから影だけを映してライブに参加していたことも記憶に新しい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「音楽シーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる