吉沢亮はサディスティックな王子様? 『銀魂』真選組・沖田総悟役をどう演じるか

 麗しいルックスとはにかんだ笑顔で今、10〜20代の女性たちを熱く賑わせている“お亮”こと吉沢亮。先日発表された、2017年公開予定の実写版『銀魂』では、真選組・沖田総悟役に抜擢され話題となっている。SNSでは「沖田総悟にぴったりだよ〜絶対かっこいい」「吉沢亮が沖田って! 最高! 期待しかない!」といった声が目立つ。そんな吉沢が演じる沖田総悟は、どのようなキャラクターとなるのか。

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吉沢亮 ファースト写真集 『 はじまり。 』
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『銀魂』沖田総悟 (c)空知英秋/集英社 (c)2017「銀魂」製作委員会

 原作漫画『銀魂』は、空知英秋により2004年から週刊少年ジャンプにて連載され、単行本(既刊64巻)の累計発行数が5000万部を越えるほどの人気コミックだ。その中でも吉沢演じる沖田総悟は、キャラクター人気投票では常に4位以内と上位に位置しており、何と言っても女性からの支持が目立つ。だからこそ、その役を演じることとなった吉沢は相当のプレッシャーを背負うとともに、成し遂げた暁には俳優としてさらなる成長を遂げるだろう。

 現在22歳の吉沢は、2011年に放送された『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で朔田流星・仮面ライダーメテオ(声)役として出演し、福士蒼汰、清水富美加らと共演している。『仮面ライダー』シリーズは、菅田将暉、水嶋ヒロ、佐藤健など、後に第一線として活躍する俳優らを多数輩出し、若手俳優の登竜門となっているのは周知のとおりだ。

 また、今年放送されたドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)では、深田恭子演じる柴田ミチコに貢がせる大学生・純太役として、第1話のみの出演にも関わらず、鮮烈な印象を視聴者に与えた。憎たらしい役回りであるにも関わらず、どこか可愛らしさを感じ、母性本能をくすぐられた視聴者は少なくないだろう。さらに、9月17日に公開される映画『サマーソング』では、市原健一(イッチー) 役として主演を務めるなど、着実に俳優としてキャリアを積み重ねている。

 さて、先述した『銀魂』の沖田総悟と吉沢の間には、共通点が少なくない。沖田総悟の身長は170cmで、吉沢も171cmとほぼ同じであり、かつ沖田総悟は天才剣士で真選組一の使い手と言われており、吉沢もまた剣道2段を有する。ビジュアル面では、「とりえと言えば顔だけの変態ゴミ屑野郎」と作中で言われているほど、沖田総悟は中性的な美形だ。吉沢もまた、今年公開された『オオカミ少女と黒王子』で日下部憂役を演じた際に、共演した二階堂ふみから「(吉沢のイケメンさは)国宝級だと思っています。平成のアラン・ドロン」などと絶賛されるほど容姿端麗である。

 剣道を小学1年生から9年間続けていた吉沢は、中学校ではバスケ部の部長も務めており、以前放送された『VS嵐』(フジテレビ系)では抜群の運動神経を見せてお茶の間を沸かせた。沖田総悟役としてのアクションも十分に期待できるだろう。

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